温かい心が滲み出る鎌倉投信の「結い2101」
鎌倉投信の「結い2101」は証券会社などでは購入ができない、いわゆる直接販売の投資信託です。「投資ブロガーが選ぶファンドオブザイヤー」の9位に入賞しています。
<投資哲学>
投資はまごころ 金融はまごころの循環
まごころとは、ほんものの価値や豊かさを創造する会社を見極めて、永きにわたって支えるもの。投資とは、ほんものの価値や豊かさを未来へ蓄えること。
事業性と社会性の観点から「よい会社」を選ぶ
<人材>
創業者・新井和宏氏の考え(以下参照)。
投資先のファンになる・お金を出す・消費者になる・ダメなところがあれば伝えるといった姿勢を大切にする。
<投資プロセス>
現場を大切にする企業に投資したいという思いから実地調査を行い、社員の方をみる意識を持つ。社内掲示物、工場の雰囲気、働く人の姿を見て、企業の雰囲気風土を見極める。人・共生・匠の観点で銘柄選定
人:人材を活かす企業
共生:循環型社会を作る企業
匠:巧(匠)みな技術、感動するサービスを展開する企業
<ポートフォリオ >
純資産総額は486億円。67銘柄へ投資中。
出典:23年2月6日 月次運用報告書
<パフォーマンス>
2012年運用開始
スパークスは経営者との対話を重視していたのに対し、鎌倉投信は従業員に視点を置いています。いい会社、という言葉からも温かみを感じます。
投資の方向性として、資産価値の増加に重点を置いていないことが特徴です。
投資を通じて社会を良くしたいと考えている方、日頃から寄付や募金に興味がある社会的活動に関心が高い方におすすめの投信です。
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