レオスの「ひふみ」は人気がある
ひふみはみんかぶの【アクティブ型】つみたてNISAランキング第1位、「投資ブロガーが選ぶファンドオブザイヤー」7位に入賞しています。今回の記事では、最も知名度があるファンドではないでしょうか。
国内外の成長企業が主な投資対象です。
<投資哲学>
企業の規模は関係なく柔軟な投資選定を行う。火風水土心(ひふみとうしん)がモットー
火:成長
風:テーマトレンド
水:ディフェンシブ、割安
土:地味で地道
心:正しい事業の姿勢
さまざまな要素を参考にしながら、最も中心になるのは心。
<人材>
藤野英人ファンドマネージャーの考え(以下参照)。
日本を代表するような良い運用会社を立ち上げて、国民的な投資信託を作りたい。
国民的な投資信託とは長期的に保有され、保有することで豊かな生活が送れる投資信託である。
<投資プロセス>
定性調査ー経営者、製品、ビジョン、現場の声
定量調査ー株価水準、割安感、安定的な収益
2つの観点で成長企業を発掘する。
<ポートフォリオ>
純資産は1,406億円。275銘柄へ投資中。
出典:23年1月31日 月次報告書
<パフォーマンス>
2012年運用開始
非常に柔軟な投資対象選定を行っています。組入銘柄数が一番多く、分散効果が最も高い投資信託です。
一方で、人材に難があるかもしれません。
コロナ禍以降パフォーマンスが悪くなりファンドマネージャーの交代が行われています。(藤野氏が22年4月に退任も23年1月に復帰。約9ヶ月間で交代となる)
結果的に投資方針がブレてしまい、掴みどころがない投資信託という印象もあります。
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