■NY株式:NYダウは104ドル高 追加利下げ観測が支援材料
米国株式市場は上昇。ダウ平均は104.05ドル高47,954.99ドル、ナスダックは72.99ポイント高23,578.13で取引を終了した。ダウ平均、ナスダック総合指数ともに上昇して寄り付き、その後も堅調に推移した。来週開催されるFOMC(連邦公開市場委員会)での追加利下げ観測が相場を下支えした。ただ週末のポジション調整による売り圧力から上値は重く、終日、小幅な値動きに終始した。セクター別ではメディア・娯楽が上昇、公益事業が下落した。
■NY為替:米インフレ関連指標は想定内もドルは下げ渋る
5日のニューヨーク外為市場でドル・円は155円11銭まで下落後、155円49銭まで反発し、155円30銭で引けた。日本銀行による12月利上げの可能性が高まり、東京市場で154円35銭まで下落したが、5日発表の9月コアPC価格指数は市場予想と一致し、12月ミシガン大学消費者信頼感指数は市場予想を上回ったことから、米ドル・円は155円台半ば近辺まで戻した。
■NY原油:NY原油:強含み、一時60.50ドルまで上昇
5日のNY原油先物1月限は強含み。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物1月限は、前営業日比+0.41ドル(+0.69%)の60.08ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは59.42-60.50ドル。アジア市場で59.42ドルまで売られたが、ウクライナ戦争の継続を警戒して米国市場で60.50ドルまで反発。通常取引終了後の時間外取引では主に60ドル台前半で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 53.95ドル -0.21ドル(-0.38%)
モルガン・スタンレー(MS) 176.51ドル +1.62ドル(+0.92%)
ゴールドマン・サックス(GS)854.56ドル +16.73ドル(+1.99%)
インテル(INTC) 41.41ドル +0.91ドル(+2.24%)
アップル(AAPL) 278.78ドル -1.92ドル(-0.68%)
アルファベット(GOOG) 322.09ドル +3.70ドル(+1.16%)
メタ(META) 673.42ドル +11.89ドル(+1.79%)
キャタピラー(CAT) 603.17ドル +4.02ドル(+0.67%)
アルコア(AA) 43.77ドル -0.24ドル(-0.54%)
ウォルマート(WMT) 115.11ドル +0.27ドル(+0.23%)
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