個人株式投資家が持つべき視点
サンリオの業績が今、最高潮にあることは疑いようのない事実です。
しかし、キャラクタービジネスの本質には常に「ボラティリティ(変動性)」が伴います。
今の30%や40%という異常な利益成長が永遠に続くことは、天文学的な数字になってしまうため、常識的に考えてあり得ません。
長期的な未来には希望がありますが、短期的には4〜5年周期で訪れる「山と谷」を経験する可能性があります。
現在の株価が描く山が、過去と同じような軌跡を辿るのか、それとも全く新しい高みを目指すのか、そこを見極める冷静な目が必要です。
もし「業績が良いから」という理由だけで投資を検討するのであれば、その裏側にある「いつか来る飽き」のリスクもセットで受け入れる覚悟が求められます。
投資で大事なことは、熱狂の渦中にあっても、常に冷徹な分析を忘れないことです。
今回のサンリオの事例を、ご自身のポートフォリオ管理や投資判断の大きな糧としていただければ幸いです。
※上記は企業業績等一般的な情報提供を目的とするものであり、金融商品への投資や金融サービスの購入を勧誘するものではありません。上記に基づく行動により発生したいかなる損失についても、当社は一切の責任を負いかねます。内容には正確性を期しておりますが、それを保証するものではありませんので、取り扱いには十分留意してください。
『 バリュー株投資家の見方|つばめ投資顧問 バリュー株投資家の見方|つばめ投資顧問 』(2026年2月19日号)より※記事タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による
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【毎日少し賢くなる投資情報】長期投資の王道であるバリュー株投資家の視点から、ニュースの解説や銘柄分析、投資情報を発信します。<筆者紹介>栫井駿介(かこいしゅんすけ)。東京大学経済学部卒業、海外MBA修了。大手証券会社に勤務した後、つばめ投資顧問を設立。