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19日の中国本土市場概況:上海総合は反落、中東の武力衝突などでリスク回避売りが優勢

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19日の中国本土市場は反落。主要指標の上海総合指数が前日比56.43ポイント(1.39%)安の4006.55ポイントで引けた。

上海総合は昨年末以来の安値を更新している。米国などとイランの武力衝突を背景にエネルギー施設への攻撃が伝わり、原油価格が急騰したことで投資家心理が悪化し、リスク回避姿勢が強まった。前場からアジア株全体の下落に連動し、一時は約1カ月半ぶりの安値を付ける場面もあった。非鉄や半導体など幅広いセクターで利益確定売りが優勢となり、指数を押し下げた。一方で買い材料に乏しく、終日軟調な地合いが続いた。

上海総合指数の構成銘柄では、素材・化学や鉄鋼など景気敏感株に売りが広がった。製紙の山東博匯紙業(600966/SH)は10.1%安、化学の湖北振華化学(603067/SH)は10.0%安、鉄鋼の安陽鋼鉄(600569/SH)は9.6%安、化学繊維の江蘇三房巷(600370/SH)は9.4%安、ポリエステルの桐昆集団(601233/SH)は9.2%安が下落した。

また、非鉄金属などにも売りが波及した。非鉄の雲南馳宏亜鉛ゲルマニウム(600497/SH)は8.5%安、金属材料の安徽中源新材料(603527/SH)は8.4%安、化学の滄州大化(600230/SH)は8.2%安が軟調。さらにバイオの金宇生物技術(600201/SH)は8.3%安なども下げた。金価格の下落が金鉱関連に逆風となったほか、世界的なリスク回避の流れを受けて幅広いセクターで持ち高調整の売りが広がり、下げを加速させた。

反面、エネルギー関連や一部内需株には買いが集まった。電力の華電能源(600726/SH)は10.1%高、華電遼寧能源開発(600396/SH)は10.1%高、石炭の陝西黒猫焦化(601015/SH)は10.1%高、山西国新能源(600617/SH)は10.0%高が上昇。再生可能エネルギーの江蘇新捷風能(603507/SH)は10.1%高や太陽エネルギー関連のソーラーイースト(603366/SH)は10.0%高も買われた。原油価格の急騰を背景にエネルギー需給の引き締まりが意識され、関連銘柄に資金が流入した。

外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.24ポイント(0.47%)安の263.62ポイント、深センB株指数が13.02ポイント(1.05%)安の1223.48ポイントで終了した。

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