[本日の想定レンジ]
28日のNYダウは24.69ドル高の50668.97ドル、ナスダック総合指数は242.74pt高の26917.47pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比1185円高の65745円だった。本日は、米国とイランが停戦延長に向けた覚書で合意に達したとの報道を受けてリスク選好ムードが強まることが想定される。前日は、中東情勢の不透明感から原油価格が上昇したことなどから利益確定売りが出て、日経平均は反落した。ローソク足は小陰線を形成し、寄り引け接近で上下のヒゲを伴う十字線に似た形状を描き、売り買いが拮抗していることを示唆した。ただ、25日移動平均線との上方乖離(かいり)率は5.02%と過熱感の下限である5%近辺まで縮小し、直近の株価急上昇後の値幅調整の進展を裏付ける形となった。前日の米国市場は、米国とイランの戦闘終結に向けた交渉が進展しているとの見方から買われ、主要株価指数は上昇し、そろって史上最高値を更新した。ナイトセッションの日経225先物も一時65910円まで上昇するなど大幅高となり、本日の東京市場は半導体・人工知能(AI)関連株中心に買い戻しの動きが優勢となりそうだ。停戦合意報道によると、覚書にはホルムズ海峡を通過する船舶の航行は制限されないとの内容が盛り込まれ、トランプ大統領の最終的な承認を待っている段階という。ただ、イランメディアによると、覚書の文面はまだ最終化も確認されていないと報じるなど、先行きは不透明で交渉の行方を見極めたいとの見方もあり、買い一巡後は様子見姿勢が強まるかもしれない。また、海外投資家が指標とするMSCI指数の銘柄入れ替えが本日の終値で行われ、日本からは4000億円超の資金流出が予想されるとの試算もあり、大引けにかけて上値を圧迫する要因になるかもしれない。上値メドは、心理的な節目の67000円、5月14日の高値(63799円)から20日の安値(59292円)までの下げ幅の倍返しである68300円、心理的な節目の69000円、下値メドは、14日の高値である63799円や心理的な節目の63000円、62000円などが挙げられる。
[予想レンジ]
上限66500円-下限65500円
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