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マクセル—JAXAと高耐熱全固体電池の共同研究を開始

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マクセル<6810>は4日、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)と高耐熱全固体電池の開発実証に関する共同研究を開始すると発表した。
同社が提案した「宇宙機ミッションを最大化する高耐熱全固体電池の開発実証」が、JAXAの「JAXA宇宙技術実証加速プログラム(JAXA-STEPS)」に選定された。
JAXA-STEPSは、小型衛星を活用して将来の宇宙ミッションに必要な技術を迅速に実証し、研究開発の加速を図るプログラム。両者は共同研究を通じて、温度管理設備を最小限に抑えた小型衛星の「機体全体の軽量化」と「設計自由度の向上」の両立をめざす。
近年は人工衛星の打ち上げ数増加やミッションの長期化に伴い、機体の軽量化や高性能化、長期間の安定稼働が課題となっている。従来の液系リチウムイオン電池は上限使用温度がおおむね60℃で、高温環境では寿命低下が進むほか、100℃を超える環境では破損や発火リスクへの対応として特殊な温度管理設備が必要となり、機体の重量増加や設計制約の要因となっていた。
これに対し、マクセルは100℃以上でも高い安全性を維持できる全固体電池の開発を進めており、今回の共同研究では従来のリチウムイオン電池と同等のエネルギー密度の実現に加え、宇宙空間のような広範な温度環境下で安定した出力特性と長寿命特性の確立をめざす。

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