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あらためて半導体やAI関連株への物色に

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 9日の日本株市場は、半導体やAI関連株への買い戻しの動きが意識されやすく、日経平均型優位の需給になりそうだ。8日の米国市場はNYダウが80ドル安、ナスダックは220ポイント高だった。トランプ米大統領は、イスラエルとイラン両国に対し攻撃を停止するよう要請したため、和平合意期待から買いが先行した。しかし、年内の利上げ観測から米長期金利が高止まりで推移していることが重荷になった。半導体株に買い戻しの動きが広がり、ナスダック指数は4日ぶりに反発。シカゴ日経225先物は大阪比1750円高の65570円。円相場は1ドル=160円10銭台で推移している。

 日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、買いが先行して始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで反発して始まり、25日線が支持線として機能する形で上へのバイアスが強まり、米国市場の取引開始後には65910円まで上げ幅を広げる場面もみられた。終盤にかけて上げ幅を縮めたものの、日中比1580円高の65400円で終えた。米国では半導体やAI関連株の一角に買い直す動きがみられていたことで、東京市場においてもソフトバンクG<9984>やキオクシアHD<285A>、アドバンテス<6857>、東エレク<8035>の上昇が意識されやすい。

 買い一巡後は次第にこう着感が強まる可能性はありそうだが、日経平均株価は65000円辺りでの底堅さが意識されてくるようだと、押し目待ち狙いの買いを誘うことになりそうだ。また、前日のソフトバンクGは25日線までの調整後は、下げ渋る動きをみせていた。調整一巡からのリバウンド狙いのスタンスを強めてくるようだと、先物市場においても買いの動きが強まる展開が意識されてきそうである。米オープンAIは8日、米証券取引委員会(SEC)に非公開で新規株式公開(IPO)を申請したと発表。上場時期は「未定」としているが、ソフトバンクGは思惑的な動きに向かわせそうだ。

 半導体やAI関連株の前日の大幅な調整によって需給はやや悪化したことで、積極的なリバウンド狙いは限られそうである。ただ、大きく下げた銘柄などは一気に持ち高を解消した動きもあると考えられ、しこりはそれほど残っていないともみられる。あらためて半導体やAI関連株への物色に向かわせる可能性はありそうだ。

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