9日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■あらためて半導体やAI関連株への物色に
■萩原工業、2Q営業利益 1.7%増 9.14億円
■三菱製鋼<5632>防衛品を増強、長崎に新棟、28年度稼働
■あらためて半導体やAI関連株への物色に
9日の日本株市場は、半導体やAI関連株への買い戻しの動きが意識されやすく、日経平均型優位の需給になりそうだ。8日の米国市場はNYダウが80ドル安、ナスダックは220ポイント高だった。トランプ米大統領は、イスラエルとイラン両国に対し攻撃を停止するよう要請したため、和平合意期待から買いが先行した。しかし、年内の利上げ観測から米長期金利が高止まりで推移していることが重荷になった。半導体株に買い戻しの動きが広がり、ナスダック指数は4日ぶりに反発。シカゴ日経225先物は大阪比1750円高の65570円。円相場は1ドル=160円10銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、買いが先行して始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで反発して始まり、25日線が支持線として機能する形で上へのバイアスが強まり、米国市場の取引開始後には65910円まで上げ幅を広げる場面もみられた。終盤にかけて上げ幅を縮めたものの、日中比1580円高の65400円で終えた。米国では半導体やAI関連株の一角に買い直す動きがみられていたことで、東京市場においてもソフトバンクG<9984>やキオクシアHD<285A>、アドバンテス<6857>、東エレク<8035>の上昇が意識されやすい。
買い一巡後は次第にこう着感が強まる可能性はありそうだが、日経平均株価は65000円辺りでの底堅さが意識されてくるようだと、押し目待ち狙いの買いを誘うことになりそうだ。また、前日のソフトバンクGは25日線までの調整後は、下げ渋る動きをみせていた。調整一巡からのリバウンド狙いのスタンスを強めてくるようだと、先物市場においても買いの動きが強まる展開が意識されてきそうである。米オープンAIは8日、米証券取引委員会(SEC)に非公開で新規株式公開(IPO)を申請したと発表。上場時期は「未定」としているが、ソフトバンクGは思惑的な動きに向かわせそうだ。
半導体やAI関連株の前日の大幅な調整によって需給はやや悪化したことで、積極的なリバウンド狙いは限られそうである。ただ、大きく下げた銘柄などは一気に持ち高を解消した動きもあると考えられ、しこりはそれほど残っていないともみられる。あらためて半導体やAI関連株への物色に向かわせる可能性はありそうだ。
■萩原工業、2Q営業利益 1.7%増 9.14億円
萩原工業<7856>が発表した2026年10月期第2四半期の連結業績は、売上高が前年同期比4.1%減の157億2100万円、営業利益は同1.7%増の9億1400万円だった。合成樹脂加工製品事業においては、遮熱需要を取り込んだ農業資材向け原糸、大口顧客の取引が復活したフレコン関連が好調。機械製品事業、押出関連機器は減収。足元の受注状況は、中東情勢の影響で投資が先送りとなるケースが見られる一方、リサイクル関連では多くの試験運転のニーズが寄せられており、受注につなげるべく営業活動に努めている。
■前場の注目材料
・ナスダック総合指数は上昇(25929.66、+220.23)
・SOX指数は上昇(12906.69、+685.93)
・シカゴ日経225先物は上昇(65570、+1750)
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・三菱製鋼<5632>防衛品を増強、長崎に新棟、28年度稼働
・TOTO<5332>通常受注再開、ユニットバス原料確保にめど
・パナソニックHD<6752>DC向け蓄電池など増産、AIインフラ関連計画
・豊田通商<8015>アフリカ・印・南米で売上高4.5兆円に、30年代前半めど
・大阪ガス<9532>日本IBMなどと、AI軸に次世代IT変革、共創で合意
・JR九州<9142>JR九州エンジニアリング、地方鉄道に低価格車輪旋盤
・アイチ<6345>伊藤忠商事が追加出資、海外成長後押し
・長瀬産業<8012>でんぷん由来の高吸水性樹脂、尿漏れパッドに採用
・クボタ<6326>小型建機堅調、北米向けローダー拡充
・トミタ<8147>売上高300億円へM&A、製品拡充・海外開拓
・MORESCO<5018>ユーベックと、精密濾過に適合した水溶性切削油、開発
・山洋電気<6516>電池交換15年不要、無停電電源装置
・カネカ<4118>タンデム型ペロブス電池の実証工場、来年稼働
・東京ガス<9531>マレーシアにLNG基地、現地企業などと開発
・キングジム<7962>ネット注文印刷参入、デザイン簡単に
・富士フイルムHD<4901>米iPS拠点を拡大・ラボ増設
・ALSOK<2331>サイバー対策企業を支援
☆前場のイベントスケジュール
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・特になし
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・08:00 韓・GDP(1-3月) 予想3.6% 前回3.6%
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