マイクロアド<9553>は10日、日本および台湾でデジタルマーケティング支援サービスを展開するWAKEIへの資本参加と業務提携の締結を発表した。
あわせて、WAKEIへ追加出資する台湾の投資会社である和創投資とも協業し、3社による新たなプロジェクトを始動する。日台間におけるデジタルマーケティングおよびクロスボーダーマーケティング事業の拡大を目指す。
WAKEIは2025年10月設立の日台クロスボーダー・デジタルマーケティング事業などを手掛ける企業で、独立系トレーディングデスク(ITD)事業を通じて世界最先端のアドテクサービスを提供している。また、代表の井料武志氏はデジタル広告業界で25年のキャリアを持つ。
一方、和創投資は台湾の総合モビリティ大手、和泰集団(ホタイ・グループ)の共同創業家メンバーが設立した投資会社で、台湾国内の幅広い事業ネットワークを有する。
世界のプログラマティック広告市場は2030年までに約420兆円規模へ拡大すると予測されるなか、台湾市場は言語や商習慣の違いから先端テクノロジー導入の余地が残されている。また台湾は訪日観光市場でも重要な地域であり、日本企業の進出需要も高い。
今回の提携では、マイクロアドが日本およびアジアで培ったマーケティング知見と、WAKEIのITD事業を連携させることで広告配信の最適化と効果向上を図る。さらに、和創投資が支援する台湾で40億件以上の購買データを保有するアプリ「Invos Data」など現地デジタル企業との連携を強化し、高精度な日台クロスボーダーマーケティング支援サービスの提供を目指す。
同社は今後もCVC事業による国内外の様々なスタートアップ・ベンチャー企業への積極的な投資や提携を通じ、企業価値向上に努めていくとしている。
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