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前場に注目すべき3つのポイント~リスク回避から材料株での短期的な売買が中心~

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11日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■リスク回避から材料株での短期的な売買が中心
■ANYCOLOR、26/4営業利益 23.9%増 201億円
■トヨタ自<7203>豊田に研究拠点、AI・ロボ・量子など共創

■リスク回避から材料株での短期的な売買が中心

11日の日本株市場は、半導体やAI関連株への売りが広がる可能性から、不安定な相場展開になりそうだ。10日の米国市場はNYダウが953ドル安、ナスダックは509ポイント安だった。ホルムズ海峡での米軍ヘリ撃墜を受け、トランプ米大統領はイランへの再攻撃を表明したことで、米国とイランによる戦闘終結に向けた交渉が困難になるとの見方から、リスク回避の売りが広がった。再び半導体やAI関連株に売りが出ており、フィラデルフィア半導体(SOX)指数の下落は3%を超えている。シカゴ日経225先物は大阪比1000円安の63340円。円相場は1ドル=160円50銭台で推移している。

日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、売りが先行して始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで64840円まで買われる場面もみられたが、その後は下へのバイアスが強まり、日中比1200円安の63140円とナイトセッションの安値で取引を終えている。支持線として意識されていた25日線を下抜けて終えているため、持ち高調整の売りを誘うことになりそうだ。

前日に日経平均株価を下押ししたソフトバンクG<9984>だが、10日の米国市場でアームホールディングスが5%を超える下げとなっていることで、本日も不安定な値動きになりそうである。また、キオクシアHD<285A>は7.7%安と大きく調整していたが、節目の7万円を割り込んでくるようだと、利益確定の流れが強まると考えられ、日経平均株価の重荷になろう。半導体やAI関連株にらみのなかで、先物主導で振らされやすい需給が見込まれる。

また、前日の東証プライムの騰落銘柄は、値上がり数が過半数を占めていた。リスク回避のなかで内需系などへのリバランスが意識されるものの、トランプ大統領の発言を受けて原油先物相場は上昇している。エネルギー株や防衛関連の一角は買われそうだが、内需系へのリバランスは限られる可能性はありそうだ。リスク回避姿勢から個別に材料の出ている銘柄や投機資金を誘い込みやすい材料株での短期的な売買が中心になりそうだ。

■ANYCOLOR、26/4営業利益 23.9%増 201億円

ANYCOLOR<5032>が発表した2026年4月期の業績は、売上高が前期比29.9%増の556億8100万円、営業利益は同23.9%増の201億7200万円だった。「にじさんじオフィシャルストア」や「にじさんじFAN CLUB」等の利用の際に必要となるIDであるANYCOLOR IDは2,033千ID(前年同期比20.6%増)となった。27年4月期の税引き利益が前期比3~13%減の123億~136億円になる見通し。

■前場の注目材料

・日経平均株価は下落(64179.27、-1237.36)
・NYダウは下落(49918.78、-953.33)
・ナスダック総合指数は下落(25169.50、-509.32)
・SOX指数は下落(12206.46、-451.35)
・シカゴ日経225先物は下落(63340、-1000)
・米長期金利は上昇
・トランプ政権による関税政策
・中国の景気後退懸念

・トヨタ自<7203>豊田に研究拠点、AI・ロボ・量子など共創
・DMG森精機<6141>超音波加工機、半導体装置向け大型対応
・日立<6501>フィジカルAI導入支援、専門人材5000人に
・フジクラ<5803>光ファイバー増強、30年めど生産開始
・安川電機<6506>フィジカルAI実装加速、ヒト型ロボ部品、夏に試作品
・丸紅<8002>丸紅情報システムズ、AI基盤外販、議事録や翻訳を効率化
・豊田通商<8015>ラオスに車両組み立て工場、28年4月生産開始
・椿本チエイン<6371>荷物運搬用電動自転車、事業者向け
・パワーエックス<485A>福岡に蓄電設備102台、三菱地所などから受注
・日揮HD<1963>加LNG拡張の先行役務受注、米社と共同
・三菱電機<6503>「SiCパワー半導体」信頼性試験、変動量最小級
・NEC<6701>日本総合研究所と連携、SMBCのDX化支援
・JR東日本<9020>AIと対話し切符購入、NECと、立川駅で実証
・富士フイルムHD<4901>富士フイルムBI、インドに検証・育成拠点、商業印刷機拡販
・日本ペイントHD<4612>建物塗料で脱炭素支援、バイオ由来品拡充
・ファンペップ<4881>トーヨーケムなどと、抗体誘導ペプチド吸収型製剤を共同開発
・瑞光<6279>成長戦略を再構築、紙おむつ製造機、欧米拡販、防護服なども重点
・西松建設<1820>日本コンベヤなどと高速道路の床版架設に新装置、玉掛不要で自動化

☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 景況判断BSI大企業製造業(4-6月) 前回3.8
・08:50 景況判断BSI大企業全産業(4-6月) 前回4.4

<海外>
・特になし

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