三陽商会<8011>は23日、海外展開強化の一環として、16日から19日にイタリア・フィレンツェで開催されたメンズ見本市「第110回 PITTI IMMAGINE UOMO (ピッティ・イマージネ・ウオモ)」に、コート専業ブランド「SANYOCOAT(サンヨーコート)」とオリジナルブランド「S.ESSENTIALS(エス エッセンシャルズ)」を出展したと発表した。
同社は初めて「PITTI IMMAGINE UOMO」の春夏展に出展した。また、「S.ESSENTIALS」としては、ブランド初の海外見本市への出展になった。
会場では「SANYOCOAT」の『100年コート 極 KIWAMI』を含むメンズ12型、「S.ESSENTIALS」の『福島ジャケット』やシャツ、ニットなどメンズ18型を展示した。「SANYOCOAT」でははっ水加工を施したシルクや春夏ならではの薄手のウールトロピカル、リネン、デニム素材によるコートが注目を集め、「S.ESSENTIALS」では『福島ジャケット』を中心に好評を得た。
評価の背景には、国内生産技術の高さがある。「SANYOCOAT」の製品はコート専業57年の歴史を持つ「サンヨーソーイング 青森ファクトリー」で生産されており、長年培った縫製や仕上げ技術が海外バイヤーから評価された。一方、「S.ESSENTIALS」の『福島ジャケット』は設立50周年を迎えた「サンヨーソーイング 福島ファクトリー」が立体縫製技術を活用して仕立てており、欧州向けのサイズ設計により優れたフィット感を実現したことが高く評価された。
会期中にはイタリアの名門ブランド「CARUSO(カルーゾ)」と「SANYOCOAT」のコラボレーションコートを披露するイベントも開催され、各国のメディア関係者が来場した。
同社は、今後も国内生産による両ブランドの技術と品質を発信し、海外市場での認知度向上を図り、海外拡販を強化する。
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