アーバネットコーポレーション<3242>は6日、2026年6月期連結決算を発表した。売上高が前期比16.1%増の393.94億円、営業利益が同19.1%増の41.47億円、経常利益が同12.5%増の31.35億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同15.1%増の21.29億円となった。
不動産事業の売上高は前期比16.2%増の391.57億円、セグメント利益は同17.7%増の59.09億円となった。不動産開発販売については、都市型賃貸マンション12棟541戸、及び戸建・タウンハウス分譲等52戸並びに用地13件の売却等により売上高は同18.3%増の380.25億円となった。都市型賃貸マンション開発については、概ね期初予定通りの棟数・戸数の売上を計上することができた。この要因は主に、同社グループと施工業者との長期的な信頼関係を背景に、建設資材の供給不安が蔓延する中においても、業者との協議と工程管理の徹底を進めることで、当年度に予定していた全てのプロジェクトを完工できたこと、及び売却先との関係強化や多角化を積極的に進めてきたことによるものとしている。また、戸建・タウンハウス分譲等については、ケーナインが、主に東京23区南西部において売上計上したものであり、自社施工の高品質住宅の販売が好調に推移している。用地売却については、同社及びケーナインともに、各プロジェクトの建築コストや利益極大化等の観点から、これまで以上に取り組んだ結果によるものとしている。なお、不動産仕入販売については、中古賃貸マンション1棟、及び中古分譲マンション2戸の買取再販により、売上高は同26.2%減の5.37億円となり、その他不動産事業については、不動産仲介及び不動産賃貸業等により、売上高は同26.7%減の5.95億円となった。
ホテル事業については、ホテルアジール東京蒲田の宿泊料等により、売上高は同0.4%減の2.37億円、セグメント利益は同14.5%減の0.39億円となった。国内旅行需要及びインバウンドの増加等を背景に、客室単価及び客室稼働率が概ね前年度と同程度で好調に推移した一方で、前年度に比べて国内向けの販売活動に係る手数料が増加した。
2027年6月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比10.4%増の435.00億円、営業利益が同1.3%増の42.00億円、経常利益が同0.5%増の31.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同1.0%増の21.50億円を見込んでいる。
また、当期の業績については、主力事業が堅調に推移したことに加え、子会社化したケーナインの業績が想定以上に好調に推移した結果、中期経営計画に掲げる営業利益目標を1年前倒しで達成するなど、当初計画を上回る結果となった。このような業績を踏まえ、期末配当金を直近の配当予想から1株当たり2.00円増配し、1株当たり13.00円とすることを発表した。これにより、既に実施した中間配当金1株当たり11.00円と合わせた年間配当金は、1株当たり24.00円となる。
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