■NY株式:米国株式市場は反落、原油高やAI減速を警戒
米国株式市場は反落。ダウ平均は152.09ドル安の52421.20ドル、ナスダックは146.63ポイント安の26186.41で取引を終了した。
人工知能(AI)開発会社の最高経営責任者(CEO)達が相次いで過剰に速やかな開発の危険性を訴え、政府に規制強化を要請したため、関連企業の下落が重しとなり、寄り付き後、下落。原油高や9月連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ警戒感がさらなる売り材料となり、相場は続落した。終日軟調に推移し、終了。セクター別ではソフトウエア・サービス、メディア・娯楽が上昇した一方、銀行、半導体・同製造装置が下落した。
サイバーセキュリティ製品会社のクラウドストライク・ホールディングス(CRWD)、ネットワーク用セキュリティー・ソリューションのプロバイダー、パロアルト・ネットワークス(PANW)、ソフトウエアのマイクロソフト(MSFT)などは、AI開発減速要請などの動きが高まっているため、競争激化懸念の後退で、買い戻された。
銀行のバンク・オブ・アメリカ(BAC)は最高経営責任者(CEO)が同業バークレイズのコンファレンスで第3四半期の投資銀行部門の収入減少や、トレーディング収入が「ほぼ横ばい」との比較的慎重な見通しを示し、下落。同業のJPモルガン(JPM)、シティグループ(C)なども警戒感に下落した。半導体のエヌビディア(NVDA)、フラッシュメモリ、半導体部品製造・販売のマイクロン・テクノロジー(MU)、ブロードコム(AVGO)はAI減速を警戒し、それぞれ下落。
国内金融市場では9月FOMCでの利上げが90%以上織り込まれた。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:サウジアラビアが予防で主要パイプラインを停止
14日のニューヨーク外為市場でドル・円は155円00銭まで上昇後、153円99銭まで反落し、154円39銭で引けた。
サウジアラビアが予防で主要パイプラインを停止したため原油高を受けた買いに加え、9月連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げを織り込む長期金利上昇に連れたドル買いに拍車がかかった。その後、トランプ大統領が自身のソーシャルメディア投稿で、米イラン軍事紛争が長期化しないと言及し、原油価格が軍事紛争終了後に、急速に下落すると再表明したため原油価格が伸び悩み、長期金利も低下に転じ、ドル買いも後退。
ユーロ・ドルは1.1523ドルへ下落後、1.1563ドルまで上昇し、1.1547ドルで引けた。
ユーロ・円は178円67銭へ上昇後、177円97銭まで下落。
ポンド・ドルは1.3464ドルへ下落後、1.3512ドルまで上昇した。
ドル・スイスは0.8192フランへ上昇後、0.8153フランまで下落。
■NY原油:反落、トランプ大統領の紛争早期収束示唆で上値が抑えられる
9月14日のNY原油先物10月限は反落。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物10月限は、前営業日比-0.71ドル(-0.69%)の101.84ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは100.54-104.91ドル。サウジアラビアが予防措置として主要パイプラインを停止したことを受け一時104.91ドルまで上昇したものの、トランプ大統領がソーシャルメディアで米イラン軍事紛争は長期化しないとし、紛争終了後には原油価格が急速に下落すると改めて表明したことから伸び悩んだ。通常取引終了後の時間外取引では主に101ドル台後半を挟んだ水準で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 59.47ドル -3.22ドル(-5.13%)
モルガン・スタンレー(MS) 206.58ドル -7.80ドル(-3.63%)
ゴールドマン・サックス(GS)988.45ドル -40.73ドル(-3.95%)
インテル(INTC) 97.19ドル -5.75ドル(-5.58%)
アップル(AAPL) 333.08ドル +0.81ドル(+0.24%)
アルファベット(GOOG) 345.71ドル +10.26ドル(+3.05%)
メタ(META) 665.60ドル +17.57ドル(+2.71%)
キャタピラー(CAT) 784.00ドル -34.57ドル(-4.22%)
アルコア(AA) 46.95ドル -1.31ドル(-2.71%)
ウォルマート(WMT) 109.08ドル +1.93ドル(+1.80%)
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