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見栄を張らない「本当のお金持ち」ほど実践している5つの節約術=河合拓

まずは、借金の返済と月々のキャッシュフローの黒字化を

私の周りの30~40代の人と話をすると、毎月の収支が赤字になっているという人が意外に多い。

事情は人それぞれだが、結婚して配偶者とうまくいかない。実力以上の贅沢をしてしまっている、仕事のストレスや付き合いで不要な金を使っているなどだ。そうなると、投資どころではない。まずは、家計の黒字化を達成しなければならない。しかし、緊縮財政は非常にストレスがたまり、さらなる暴飲暴食、散財を増やす可能性もある。

ちなみに、私がやっている財政リストラで効果があったものを述べよう。

1. クレジットカード

これは、アメックスなどのような見栄カードはすぐに捨て、Amazonや楽天カードに替えよう。特に、楽天カードのポイント還元率は神に近い。また、クレジットカードは1枚(多くて2枚)にし、ポイントの集中をする。

私も、アメックスやブラックカードなど全部捨てた。ウェブにはいろいろ書かれているが、ステータスカードはキャバクラと一緒で、何のメリットもない最悪のコスパである。恥ずかしながら浮ついた気持ちでブラックカードを持っていた時期もあったが、あるレストランで名前を覚えられたこと、タクシーに使ったら驚かれたこと、妻がママ会で羨望の眼差しでみられたことの3つぐらいしか良かった経験はない。

2. 旅行、外食

これは、GILTや一休などの50%オフクーポン」を使う。また、旅行は「格安航空券」だ。深夜便に乗れば、東南アジアぐらいであれば5万円で行ける。また、マイレージなどもうまく工夫すれば飛行機代もタダになる。

私は、決済はほとんど少額でもクレジットカードにし、マネーフォワードというソフトに自動的に家計簿を作らせマイレージやポイントを貯める。Amazonのポイントはすばらしく、変換に上限がない。うまく家族のカードを集中させれば、私の場合、一年で5、6万円分ぐらいポイントが貯まるので、Amazonで10万円も買い物ができれば子供にパソコンだって買ってあげられる。

また、外食は、最近はスタバやサイゼリアなど、格安チェーンが「ちょい飲み」を増やし、一人1000円ぐらいで軽く一杯ができるようになった。そういうところで、雰囲気の良い場所を見つけ、妻と二人で出かけようとしている。二人で3000円もいかないぐらいだ。

また、会社の付き合いも、外食からホームパーティーにシフトしている。実際、ホームパーティーをやると、家族円満コスト削減意外に楽しい、という具合に良いことだらけだ。皆が、自慢の一品を持ち寄って持ち回りで誰かの家でパーティーを行う。

私も最近は、外食は家族とだけ。会社の人と食事をする場合は、ほとんどホームパーティーに変えた。好きな音楽も鳴らせるし美味しいものも食べられる。とても楽しい。クックパッドというアプリを入れ、来年は私のお手製パスタをゲストに振る舞おうと計画している。

Next: ただし、お金をかけるべきところには惜しまずかけるべし!

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