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北朝鮮と人民元、暗号通貨を結ぶ点と線。米中ステルス戦争の勝者は?

いま何が本当の脅威なのか?

しかし、現実的な脅威は、ロサンゼルスを脅かすICBMではなく、新浦級潜水艦に搭載されるミサイルであるはずです。また、やっと日本のメディアも報道するようになりましたが、北朝鮮の電磁パルス(EMP)攻撃も、SFのお伽噺と無視することができなくなってきたのです。

北朝鮮にとって、広範囲に影響を及ぼすEMP攻撃であれば、鳴り物入りのICBMが実際には使い物にならないほど精度が悪いことを露呈せずに済むはずです。これは、現実的な脅威です。
(※北朝鮮の電磁パルス(EMP)攻撃については、メルマガ第204号パート1とパート2「北朝鮮の核の脅威と電磁パルス兵器幻想」よって極東有事を引き起こす米朝のチキンレース」にて詳述)

北朝鮮は、グアム島のアンダーセン空軍基地に正確に着弾する高性能の核弾頭ミサイルを開発する必要はありません。

アンダーセン空軍基地の上空50キロから100キロの電離層で水爆を起爆させることができる、高高度巡航ミサイルの開発を成功させればいいのです。電離層で発生した電磁パルスがグアム島全域を覆い、米空軍基地の攻撃能力は、ほぼ無力化されてしまうからです。

米中の報復合戦?

2015年8月12日、中国・天津の化学工場が謎の大爆発を起こしました。

そうです、その数日後、中国の同じタイプの化学工場が連鎖的な爆発を起こした事件です。中国政府は早々に「事故」として処理しようとしましたが、いまだに原因が特定できていません

一説によれば、アメリカ国防高等研究計画局(DARPA)が開発している宇宙兵器「神の杖」の実験ではないかとの憶測も流れています。陰謀論者ではなく、世界的に名のある軍事評論家たちが、そう見立てているのです。

さらに、この1ヵ月前には、ニューヨーク証券取引所がシステム障害によって3時間半、取引停止に追い込まれる事態が発生しています。

また、ほぼ同時に、ウォールストリート・ジャーナルのウェブサイトがシャットダウンし、これも同じ時間に、ユナイテッド航空のコンピュータ・システムがトラブルを起こし、全便運行停止という異常事態も起こっています。

ハイテク銘柄が多く上場しているナスダック市場は、2013年8月22日、バグの発生によって取引停止に追い込まれ、3時間11分後に再開するといったトラブルが発生しました。ナスダックは、以後も何度かトラブルに見舞われているのです。

米金融当局はあくまでもシステム・トラブルであると言い続けていますが、専門家でさえ「中国によるサイバー攻撃の可能性」を指摘しています。

実際に、中国・天津で起こった化学工場の原因不明の大爆発は、国際的に名の通った投資家を含め、「米国の秘密兵器による報復措置である」と見る向きもあるくらいです。

中国・天津の大爆発の1ヵ月前、中国上海市場の大暴落が起こりました。この爆発がきっかけとなって人民元の3連続切り下げが実施され、投資家たちは、あわや世界恐慌か、と顔をひきつらせたのです。

これは、壮大な社会工学的実験でした。どこまでのショックなら、市場はリカバリー可能なのかを調べるための――。

Next: 「ブラックスワン」はサイバー空間と宇宙空間から飛んでくる

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