今までとパターンが違う！カード会社を装う新手の「電話詐欺」にご用心

2017年10月5日ビジネス・ライフ

今や詐欺商法が混沌とし、お金を騙し取る事件が収まらない中、今度はこんな新手の手法をとった電話詐欺が増えているという。

Twitterユーザー・荒ぶるファーファ‏（@araburu_fafa）さんが「拡散希望」と、注意喚起している。

【注意喚起】新手の詐欺電話のようで、友人に拡散してとお願いされました。長文ですがとても巧妙な手口なのでご一読を。。 pic.twitter.com/zOJ4OwMXSt

— 荒ぶるファーファ (@araburu_fafa) 2017年9月30日

ツイートによると、『三井住友VISAカード』を装った電話がかかってくるそうだが、まずこの時点で既におかしいのは、かかってきたにもかかわらず音声ガイダンスが流れるという。

当然身に覚えがないので、該当しない指定の番号を押すと呼び出し音が鳴り繋がるそうだ。

問い合わせ内容を確認するためとして名前・生年月日を聞かれるのだが、ここで少しずつ個人情報を自ら伝えてしまうという流れになる。よくある手続きのため、これは気づきにくい。

そして話が進むと結果、「カードを不正に作った人がいると思われる。違うカードも作りキャッシングしてるかもしれないから早く警察に届けてくれ」と促され、さらに連携している『丸の内警察署』に転送できるといった内容に。

自分の手間を省くために、そのまま電話をまわしてもらう方法をとってしまいがちだが、これが最大の罠なのだという。

丸の内警察署によると、そのまま“偽の丸の内署”に電話を繋いでいたら、もっと個人情報を取られた上、お金まで払っていた可能性も。

これは『詐欺のアポイントメント』と言われ、7月頃から被害が出ているそうだ。かかってきた電話を取って音声ガイダンスが流れ始めたら、その場ですぐに切ってしまう事をおすすめする。

Twitter上の反応

すごいな。これは騙されるかも知れん

— パキラッタ (@umibouzu0123) 2017年10月1日

こういうのって、本当にカード会社からの請求があれば電話だけじゃなく必ず書面(ハガキとか)が送られてくると思います。

書面はモロに証拠として残ってしまうので詐欺の人もそこまではやらないかと。いったん冷静になって「なにか書面で来てたかな」って確認するものアリだと思いました。

— ゐづむ。＠きくうし (@widzum1123) 2017年9月30日

基本的に、紛失したカードが拾われたり、不正利用があった場合、カード会社はこちらの個人情報を押さえているので名指しで電話がかかって来ます
（◯◯様の携帯電話で宜しかったでしょうかなど）

他の方も言ってる通り、自動応答で選ばせるなんてのはあり得ません

— おっきー (@stokkydr) 2017年9月30日