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与沢翼が広告塔のFXスクールに詐欺疑惑、あの著名人はぎりぎりセーフ?=山岡俊介

総額約6億円を売り上げた与沢翼氏らのFX取引スクールに詐欺疑惑?市場で取り沙汰される4つの疑惑について、ジャーナリストの山岡俊介氏が解説します。(『アクセスジャーナル・メルマガ版』)

※本記事は有料メルマガ『アクセスジャーナル・メルマガ版』2017年9月18日, 25日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:山岡俊介(やまおか しゅんすけ)
1959年生まれ、愛媛県出身。神奈川大学法学部卒。零細編集プロダクションに2年半在籍し、29歳で独立。91年『週刊大衆』の専属記者を務めながら『噂の真相』『財界展望』などを中心に記事執筆。主な著書に『誰も書かなかったアムウェイ』『アムウェイ商法を告発する』(以上、あっぷる出版社)、『銀バエ実録武富士盗聴事件』(創出版)、『福島第一原発潜入記 高濃度汚染現場と作業員の真実』(双葉社)など。

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「秒速」与沢翼氏が詐欺に関与?業界有名人、元代議士の名前も

1.【与沢翼問題】詐欺だと言える具体的な根拠

本紙は8月29日、今年8月中に生徒募集を行い、総額約6億円を売り上げた与沢翼氏らのFX取引スクールに詐欺疑惑ありと報じた。

具体的には、このスクールの最大の売りは、現在が買い・売りのどちらが優勢なのかを判断することができる「VWシステム」というシカゴ取引所出来高監視ツールを、30万円のスクール料金を支払って入会すれば見ることができるという点だが、このことに疑惑ありとした。

今回は、なぜ本紙はそんなことが言えるのかの具体的な根拠を示そう。

ここで、実は前回記事の一部が不正確だった点をお詫びしたい。前回記事では、FX取引スクールの講師役に与沢氏らがなったわけだが、ウルフ村田杉村太蔵氏にも声をかけていたと紹介した。

だが、これは正確ではなく、実際は、与沢氏らを広告塔役にした裏の実行者O氏は、次なる投資スクールの広告塔役(講師役)として杉村氏を考えているというものだった。また、ウルフ村田氏に関しては、すでに仕手筋のお先棒を余りに担ぎ過ぎているため、裏の実行者O氏とは以前から親しい間柄ながら、最初から声がかからなかったそうだ。

なお、与沢氏の次の広告塔役(講師役)の候補者としては、杉村氏以外にも2人の著名人の名前が上がっていたという――

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2. 破産した「ゴルフスタジアム」堀新社長にB勘定(裏金)疑惑

ゴルフスタジアム」(東京都港区。破産後、豊島区のバーチャルオフィスに移転)といえば、レッスンプロなどにローンで高額のゴルフスイング解析ソフトを販売し、16年8月期には売上高30億円以上と急増させたが、解析ソフト購入者にバーターで約束していた広告出稿が今年2月にストップ、そのため購入者は毎月のローン代が払えなくなったことで騒ぎ出し、4月には「ゴルフスタジアム被害者を守る会」を結成。大手マスコミも取り上げるようになったのは、本紙でも既報の通り。

結局、6月27日、守る会の有志18名が東京地裁に第三者破産を申し立て、7月21日、破産開始決定。負債総額は約56億6200万円だった。破産債権届け出期間は8月25日までだったが、今も届け出を募っている。

ゴルフスタジアムの財務状況を考えれば、債権回収はまったくというほど期待できないだろうが、そんな状況のなか、本紙にとんでもない告発がもたらされた。

堀新社長は、破産を見越してか今年に入ってからも、そして過去にもB勘定を度々行い、会社のカネを私的に使っていたというのだ。これが事実なら、債権者の怒りにますます火が付くことは必至だろう――

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