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SNSで株を買い煽る連中は、なぜいつまでも逮捕されないのか?裏事情=山岡俊介

悪名高きファンドと煽り屋の連携プレー!?

12月22日、パチンコ・パチスロ向けコンテンツ仲介の「Nuts」(7612。JQ。東京都港区)は「エボ ファンド(Evo Fund)」[ケイマン諸島)に第5回新株予約権の第三者割当増資を発表した。

同ファンドはこれまでにも、主にスマホ向けゲームと生活関連情報を展開する「エディア」(3935。マザーズ。東京都千代田区)、阪大医学部の森下竜一教授創業の創薬ベンチャー「アンジェス」(4563。マザーズ。大阪府茨木市)という業績不振企業の増資を引き受けている。

今回は、増資により医療コンサルに進出とのことだが、発表前にクロス取引で玉移動を行った形跡がある。そしてEvo Fundにはあの山田恭太氏が絡んでいるのではないかと噂されている。

山田氏といえば、今年7月、不動産関係「GFA」(8783。JQ。東京都港区)の増資(19・38%)を引き受けた「イブキジャパンファンド(Ibuki Japan Fund)」(ケイマン諸島)の江藤鉄男氏と組んでいるといわれている――
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【緊急寄稿】貴ノ岩関暴行事件の真相

本紙がいち早くその存在をスッパ抜いた、12月20日の臨時理事会の報告書に添付されていた、貴乃花親方が貴ノ岩関から聞き取ったとされる「事情説明書」(=反論文書)にはどんなことは書かれていたのか!?

大手マスコミの報道はこの間、基本的に貴乃花親方も組織の一員である以上、日本相撲協会側の調査などに応じないのはおかしいかのような論調だ。

しかしながら、以下のような経緯で、協会側が露骨に今回の暴行事件を隠蔽しようとしたことから、貴乃花親方はやむなく警察を頼ったわけで、この間、要所要所で事前に訪ねて来られても応じられないなどの意思表示をキチンとやり、最低限の礼は尽くしているとのことだ。

以下、暴行事件から、事件表面化までの経緯はこういうことであるようだ。

10月25日夜から26日未明:暴行事件発生

10月28日:貴ノ岩関の様子がおかしいので問い質して貴乃花親方は事件を知る――
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<主張>貴乃花親方理事解任決議、おかしくないか!?

日本相撲協会は12月28日臨時理事会を開き、「貴ノ岩関に対する傷害事件の協会への報告を怠った」として貴乃花親方の理事解任を決議した。来年1月4日、評議員会で正式に決まる(※編注:原稿執筆時点2017年12月29日。今年1月4日には正式に理事解任が決まった)。

協会は加害者である元横綱・日馬富士の師匠である伊勢ケ浜親方は自ら辞めたとして、加害者と被害者の師匠が同じ理事解任処分になるのは矛盾しないとした。

確かに、貴乃花親方も相撲協会の一員だから、組織に対し誠実に対応しないといけないとの理屈を否定するつもりはない。

しかし、本紙が貴乃花親方の関係者の証言としていち早く報じたように、日本相撲協会という組織が、今回の傷害事件に蓋をしようとしていたのが本当なら、貴乃花親方が警察に相談したのは当然で、協会側のいう組織の論理など通用しないだろう。

12月27日に発売になった『週刊新潮』(18年1月4・11日号)が、貴乃花親方の記事を掲載しているが、その内容は本紙がすでに12月22日に報じた内容とほとんど同じ。本紙が21日に報じた、傷害事件時、日馬富士がアイスピックを手にしていたとの指摘も同じだ。

また、12月20日の臨時理事会で、出席者の1人からの貴乃花親方が提出していた「文書」の存在が“抹殺”されているとの指摘を受け、午後2時15分から15分に限り同文書が閲覧されたとの指摘もまったく同じだ。

さらに、そもそも傷害事件が起きた集まりに貴ノ岩関が出たのは、高校時代の相撲部監督である石浦校長から電話があったからというのもそうだ――
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