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XIAOMI(シャオミ)続報

中国のスマートフォンメーカーであるシャオミがIPOによる上場を計画しており、その関連記事が各メディアで紹介されている。(CaixingChinadaily

同社は創業5年で世界最速年商$100億(約1兆1千億円)を超えた有名企業であり、同社のIPOに関心を持つ投資家も多い。中国本土や香港においても知名度は高く、一部報道では$100億の資金調達を行い時価評価額は約$1,000億(約11兆円)と言われている。

香港金融メディアである香港経済日報(ホンコンエコノミックタイムズ)によると、中国巨大テクノロジー会社であるシャオミは、2018年6月7日に香港証券取引所による上場承認に関するヒアリングが開始される。上場は7月上旬が想定されているが、上場認可のタイミングは決定しておらず、取引所からの質問のボリュームによるとの事。

同社は、ADR(米国預託証券)の中国版と言われる中国預託証券(CDR:Chinese Depositary Receipts)の発行を計画しており、中国本土の投資家を受け入ようとしている。また同社の調達金額$100億(1兆1千億円)の内、30%分に該当する約$30億分を中国市場CDRにより調達し、残りは香港株式市場での調達を計画している。

以下、同社の商品一例。

Remi5:価格HK$1,099(約15,400円)

XIAOMI(シャオミ)続報

引用:シャオミHP(現物の写真)

実際に同社の携帯を使用してみたところ、目新しい機能はなくシンプルな印象を受けるが、必要な機能を備えており他社のアンドロイド携帯と機能面でも遜色ない。格安且つ高品質を提供する事で利用者の支持を得たと考えられる。現在は新規店舗も増加中であるが、EC販売を中心とし高品質商品を顧客に提供することに注力しているようだ。

投資家は、中国3大ネット企業アリババ、バイデゥ、テンセントに続く、ポテンシャルのある企業として注目しているのだろう。

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