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「2016年2月19日、米ドルは完全崩壊する」元連邦議会議員ロン・ポールの予言

中流階級に対する徹底した増税によって「大暴動」が発生する

で、結局、社会福祉制度を維持することさえ不可能になるので、フードスタンプさえ廃止の対象になるでしょう。

この事実だけでも、大規模な暴動につながります。「このまま餓死するなら、残っている最後の力を振り絞って立ち上がれ!」と。

それを抑えようと、政府の最後の手段は、まずは、ガス抜きのため、わずかに生き残っている中流階級に対して徹底した増税を行います。

さらには、「1%」の中の「1%」の超富豪だけを除いて、富裕層からも搾り取ろうとするでしょう。

とっくに経済的に死んでしまった中流層は、それこそ拍手喝さいです。

最終的に、連邦政府は、決して手をつけてはならないと言われてきた401Kと年金をターゲットに、政府歳入の財源を求めるでしょう。

ロン・ポールは、これを指摘しており、さらに普通預金や他の資産に対して新たな課税が設定される可能性を示唆しています。

米国は、日本の安倍政権に思いやり予算の増額を言い出しました。安倍政権は、それをあっさり受け入れたことで、世界中から非難を浴びています。

これは、国防と切っても切れないアメリカ国民にとっては、増税を認めさせる効果があるのです。「米軍の予算をカットし、果ては日本に今まで以上に依存することになるのだから、アメリカ国民は、もっとも我慢しなさい」ということです。

すでに米国崩壊に続く導火線に火がつけられ、無秩序がはびこるまで、そう時間はかからないでしょう。

本質的には、有権者の間にかなりの鬱積した欲求不満が渦巻いています。例えば、いったい誰がファーガソンや、ニューヨーク、ボルチモアで抗議運動が勃発するなどと考えたでしょう。これは野火のように広がっていくでしょう。

そして、政府の機能停止が起こりうることは明らかです。

しかし、ロン・ポールは、「大きな通貨危機が襲った後、本当の通貨改革がやってくるだけだ」と、あっさり言います。

Next: ドルの廃棄を宣言して新しい通貨に切り替える可能性も

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