KDDI(au)は28日、スマートフォン決済サービス「au PAY」の利用者に、決済額の20%分のポイントを還元するキャンペーンをスタートすることを発表した。期間は2月10日から3月29日までの7週間で、毎週総額10億円分のポイントを先着順に還元するという。時事通信、産経新聞など各紙が伝えた。
産経新聞によると、「au PAY」はKDDI(au)の回線契約の有無に関わらず、アプリをダウンロードし、会員登録すれば誰でも利用できる。ビックカメラなどの家電量販店のほか、飲食店、コンビニなど利用できる店舗は3月中に100万店舗に達する予定だといい、ローソンと提携し、ポイントは「ポンタ」に統合する。また既存の決済アプリ「au wallet」や通販サイト「au Wowma!」などの名称も「au PAY」に変更し、ブランド統一に踏み切る。
【auペイ 20%還元サービス実施】
スマートフォン決済「auペイ」は携帯電話の回線契約にかかわらず誰でも利用できる。7週連続で毎週総額10億円を還元。苦戦するスマホ決済をてこ入れします。https://t.co/TxteNQZHpQ#auPAY— 産経ニュース (@Sankei_news) January 28, 2020
1人あたりの還元上限については3つの期間が設けられており、それぞれの期間で上限額が異なる点と、週の還元額が10億円に達するとその週のキャンペーンが終了になる点に留意しなければならないが、最大7万円分の高額還元が受けられる太っ腹なキャンペーンとあって、Twitterで「au PAY」がトレンド入りするなど注目が集まっている。
【期間別付与上限額】
2月10日〜3月1日:3万ポイント
3月2日〜3月22日:3万ポイント
3月23日〜3月29日:1万ポイント
ネットでは「家電も狙えそう」「生活必需品をまとめ買いしよう」「新生活を始める人は家具・家電を揃えるチャンス」とお得に買い物ができるこのキャンペーンを心待ちにする声とともに、他社の還元サービスなどと組み合わせてより賢い買い物をするための「裏技」を紹介する投稿が相次いでいる。
一方で、乱立するキャッシュパックキャンペーンに戸惑う声や既存ユーザーよりも話題性を重視するKDDI(au)の姿勢に疑問を呈する声も聞こえてくる。
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