良品計画が「無印良品」の商標を中国にパクられたうえに、パクリ企業に商標侵害で訴えられ、敗訴するという事態になった。これが中国の知財を盗む手口だ。(『鈴木傾城の「ダークネス」メルマガ編』)
※有料メルマガ『鈴木傾城の「ダークネス」メルマガ編』好評配信中!ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。
プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい)
作家、アルファブロガー。政治・経済分野に精通し、様々な事件や事象を取りあげるブログ「ダークネス」、アジアの闇をテーマにしたブログ「ブラックアジア」を運営している。
気づかぬうちにすべてを盗まれる?国家ぐるみで盗む中国の怖さ…
パクった側が本家を訴え、本家が負ける
中国に進出した日本企業である良品計画だが、そのブランド『無印良品』の商標を中国にパクられたうえに、パクリ企業に商標侵害で訴えられ、敗訴するという事態になっている。
パクった側が本家を訴え、本家が負ける。あまりにも不条理だが、中国では中国企業の横暴が通り、日本企業は技術も意匠もすべて盗まれて終わりだ。
中国はアメリカに「知的財産権の侵害」を激しく糾弾されて貿易戦争を仕掛けられているのだが、知的財産権の侵害ではアメリカだけではなく日本も大きな被害を受けているのだから他人事ではないはずだ。
中国はあらゆるものを日本から盗んでいく
中国は盗めるものはすべて盗むために、日本企業を本土に誘致してワナを仕掛ける。それだけではなく、日本に大量の工作員を送り込んで日本で堂々と工作活動を行っている。
日本はスパイ防止法がないうえに、政治家たちや高齢化した経営者は技術的なことがまるで分からないので、中国の工作員にやられ放題になっており、企業の機密情報から国民の個人情報までありとあらゆるものが盗まれ続けている。
「知財も意匠も個人情報もすべて盗まれている」ということが気づかないまま盗まれているのが日本の現状だと言っても過言ではない。まったく危機感がないところに危機がある。
すべてを盗むのに、中国はいったいどのような方法を使っているのだろうか。基本的に、以下の「7つの方法」が実行されている。