専業主婦は離婚でも極めて不利
さて、並行的に大切なことなのですが、「まさに離婚などの際、専業主婦は極めて不利」という負の側面についても、しっかりと考えておきましょう。
コロナ離婚を筆頭に、今や離婚も普通です。コロナ前から、3組に1組は離婚しています。
離婚後、どうやって生活しますか?アルバイトでは日常生活さえ厳しく、子どもがいるなら、さらに過酷な生活です。養育費や公的支援も不十分といえます。
また、ちょっと残念なお話なのですが、若いうちの結婚ほど離婚しやすいのが実情です。若ければ再婚も視野に入れやすいものの、専業主婦を前提にすれば再婚はしにくくなります。子どもが(多めに)いれば、なおさらかもしれません。
まさにこれらに怯えて、離婚したいと思えるほどの状況になっても、簡単には離婚できなくなるのが現実です。DV、モラハラ、嫁姑問題…ないとは限りません。
夫の収入が突然ゼロになることも
それに、男性だって今は雇用が不安定です。旦那の収入減少は、専業主婦世帯の家計に直撃します。
離婚しなくたって、専業主婦は家計的に不利です。将来的な年金まで考えれば、なおさらといえます。
仕事は、たとえ楽しくない辛いものであっても高い確率で、色んな意味であなたを守ってくれるものです。周囲や旦那さんの言動に惑わされることなく、仕事という最低限の保険は死守したうえで結婚しましょう。
共働きを前提に2人でよく話し合うこと
最後にちょこっと…。「大卒で即結婚して大丈夫なのかな…」というのは、本当に時代を反映した、今どきの悩みですね。まず、年収400万円で専業主婦はムリです。結婚はともかく、共働きを前提に結婚後の生活を2人で話し合いましょう。
同時に、専業主婦は特に離婚時に不利です。もはや男性に依存していれば良い時代ではありません。結婚はともかく、とにかくあなたも働く前提でその後のライフプランを考えて結婚に挑みましょう!
なお、最近の結婚生活の実情を知りたい方、似たような先輩の10年後・20年後を知りたい方は、私でよければいつでもご相談くださいませ。
『婚活FP山本の実例分析書 ~運命の出会い、その先を見据えて~』(2020年10月23日号)より一部抜粋
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による
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婚活中の方、ご成婚された方 こんにちは。婚活FP山本と申します。 昨今は空前の婚活ブーム! …引いては婚活が厳しい時代です。 ご結婚に至っても、3組に1組は離婚する時代。 大変な時代ですね。 ここでは、私が実際にお受けした相談内容を元に 男女の心理差や経済的な側面を主として なぜダメなのか?どうすれば良かったか?を分析し 実例として、皆様にお届けさせて頂きます。 なお、私は「現実的な結婚」を支援しています。 そして、実例は男女の本音が登場します。 このため、皆様の夢を打ち砕く内容も多いかと思いますが ご容赦の上でお読み頂き、ご活用下さい。