10日午前の東京市場でドル・円は軟調地合いとなり、156円93銭から156円63銭まで値を下げた。米10年債利回りの低下で、ドル買い後退。また、日経平均株価は高寄りもマイナスに転じ、リスク回避的な円買いで主要通貨を押し下げる展開となった。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は156円63銭から156円93銭、ユ-ロ・円は182円09銭から182円44銭、ユ-ロ・ドルは1.1622ドルから1.1628ドル。
【経済指標】
・日・11月国内企業物価指数:前年比+2.7%(予想:+2.7%、10月:+2.7%)
・中国・11月消費者物価指数:前年比+0.7%(予想:前年比+0.7%、10月:+0.2%)
【要人発言】
・トランプ米大統領
「悪いFRB議長がいる。FRBの見直しを進めるつもりだ」
・高市首相
「円安の経済への影響は、メリットとデメリットの両面ある」
「過度な変動に対し必要に応じて適切に対応する」
「為替市場の動向について具体的なコメントは控える」
「市場動向、注意深く見守っている」
「金利は様々な要因を背景に市場によって決定されるもの」
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