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米国株見通し:底堅いか、FOMC議事要旨を材料視

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(13時30分現在)

S&P500先物      6,950.50(-4.50)
ナスダック100先物  25,711.75(-28.00)

米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅安、NYダウ先物は11ドル高。米長期金利は底堅く、本日の米株式市場は売り買い交錯となりそうだ。

29日のNY市場は反落。ダウは前週末比249ドル安の48461ドルで取引を終えた。エヌビディアやパランティアなどのAI関連株を中心にハイテク株が売られ、S&Pとナスダックも下落した。休暇シーズンで商いが薄い中、直近上昇していた大型株に利益確定売りが広がり、相場を圧迫。テスラやアップルなどの下げも目立った。連邦準備制度理事会(FRB)が30日に公表する直近の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を控え、様子見姿勢も強い。

本日は底堅いか。年末を前に主要イベントをほぼ通過し、材料難のなかで方向感を欠く展開が見込まれる。市場ではFRBによる来年の利下げ継続への期待が根強いが、積極的に買いを入れる材料が乏しく、手仕舞い売りに押されやすい。今晩のFOMC議事要旨を受け金利安が進めば、出遅れ株や景気敏感株には買い戻しが入る可能性はあろう。ただ、半導体などには上値の重さが意識される。参加者が限られる中、個別材料への反応は鈍く小動きの展開とみる。

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