27日の香港市場は下落。主要90銘柄で構成されるハンセン指数が前日比271.22ポイント(1.06%)安の25328.23ポイントと続落し、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が113.87ポイント(1.33%)安の8463.02ポイントと3日ぶりに反落した。
ハンセン指数は約2カ月ぶりの安値水準まで落ち込んだ。中国景気の先行き不安や中東情勢を巡る不透明感が重荷となった。比亜迪や華潤ビール、小米集団など消費関連株に売りが広がり、投資家のリスク回避姿勢が強まった。中東情勢を巡っては米国によるイラン南部への攻撃や停戦協議の不透明感が意識される一方、人工知能関連への物色期待が相場を下支えした。もっとも、全体では様子見ムードが強く、利益確定売りが優勢となる展開だった。
香港市場の個別銘柄では、エネルギー鉱物関連の下げが目立ち、中国海洋石油(883/HK)が3.0%安、ペトロチャイナ(857/HK)が1.9%安となった。中国景気の先行き不安や中東情勢を巡る不透明感が投資家心理の重荷となり、エネルギー鉱物セクターでも売りが優勢となった。香港市場では資源関連株の軟調な値動きが続き、主要銘柄がそろって下落した。
小売業関連では、アリババ(9988/HK)が2.4%安となった。香港市場ではネット大手や消費関連株への売りが目立ち、中国景気の先行き不安が重荷となった。消費関連株を中心に軟調な展開となり、小売業セクターでも売りが広がった。
半面、ITなどハイテク関連の一角が買われた。寧徳時代新能源科技(3750/HK)が6.2%高、比亜迪電子(国際)(285/HK)が4.45%高、レノボ・グループ(992/HK)が3.49%上昇して引けた。
中国本土市場は続落。主要指標の上海総合指数は、前日比1.25%安の4093.73ポイントで取引を終了した
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