4日の香港市場は続落。主要90銘柄で構成されるハンセン指数が前日比379.81ポイント(1.48%)安の25253.40ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が94.68ポイント(1.10%)安の8501.91ポイントと続落した。
中東情勢を巡る不透明感や米イラン交渉の停滞感が意識され、投資家のリスク回避姿勢が強まる中で幅広い銘柄に売りが広がった。米軍によるイラン軍施設への攻撃とイランによる民間施設への攻撃が伝わり、地政学リスクの高まりが市場心理を圧迫したほか、戦闘終結に向けた協議進展への見方も相場の支援材料とはならなかった。テンセント(700/HK)やアリババ集団(9988/HK)など主力ネット株が軟調に推移し、金鉱株や電気自動車関連株にも売りが波及した。市場では外部環境を巡る警戒感が根強く、積極的な買いは手控えられ、指数は終日軟調な値動きとなった。
業種別では、非鉄金属が売られた。洛陽モリブデン(3993/HK)が6.91%安、中国宏橋集団(1378/HK)が5.2%安、中国アルミ(2600/HK)が4.7%安、新疆新キン鉱業(3833/HK)が4.6%で引けた。上海先物取引所での非鉄金属の先物が下落していることが売り手掛かりとなった。
自動車銘柄も安い。賽力斯集団(9927/HK)が4.5%安、蔚来集団(9866/HK)が3.7%安、北京汽車(1958/HK)が3.4%安、理想汽車(2015/HK)が3.1%安で取引を終えた。
半面、半導体銘柄が逆行高。兆易創新科技集団(3986/HK)が6.9%高、華虹半導体(1347/HK)が3.2%高、英諾賽科(蘇州)科技(2577/HK)が2.0%高で引けた。
中国本土市場は3日ぶり反落。主要指標の上海総合指数は前日比0.64%安の4057.78ポイントで取引を終了した。
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