■株主還元策
サンフロンティア不動産<8934>では、株主還元の基本方針として、「長期的かつ安定的な利益還元に努める」「将来の成長に向けて積極果敢に挑戦する投資資金を確保する」「財務基盤の安定性を維持する」を掲げている。同額維持となった2021年3月期を挟んで14年増配を継続しており、収益成長による企業価値の向上と株主に報いる方針が読み取れる。2026年3月期の年間配当は前期比10.0円増の1株当たり76.0円(配当性向23.2%)であった。2027年3月期の年間配当は前期比4.0円増の1株当たり80.0円(配当性向26.3%)を予定しており、今後も継続的に配当額を増やし、株主に長期的かつ安定的に応える姿勢がうかがえる。また、直近の1株当たり当期純利益は2024年3月期245.50円、2025年3月期291.58円、2026年3月期327.76円と右肩上がりとなっており、中期経営計画ではさらなる成長方針を打ち出している。安定配当を継続していることからも、中長期的な株価向上に対する蓋然性も高いと弊社では見ている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 茂木 稜司)
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