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メタリアル:「契約書分野」でも修正必要率0.05%を実現、「人手修正不要な翻訳AI」が完成間近に

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メタリアル<6182>の戦略領域における開発がもう一段前進している。連結子会社である株式会社ロゼッタは、高精度産業翻訳AI「T-4OO(ティーフォーオーオー)」において、エージェンティックAI搭載により、ほぼ完全自動翻訳(修正必要率0.05%)を実現した新機能「超高精度(熟考)」モードの追加を4月13日に発表、「取扱説明書・マニュアル分野」での翻訳精度の検証結果として「修正必要率0.05%」を達成していたが、今回は新たに「契約書分野」で修正必要率0.05%を達成したことを発表した。契約書のように一字一句の正確性が法的リスクに直結する文書においても、人手確認の対象を要確認箇所のみに限定できる水準に到達しており、この契約書翻訳での修正必要率0.05%の達成は、4月13日に同社が発表した「取扱説明書・マニュアル分野」に続く2分野目の達成となる。

利用者は、翻訳結果のどこを確認・修正すべきかが一目で分かるようになり、これまで全件チェックに費やしていた工数を、要確認箇所への絞り込みチェックに置き換えることが可能となり、大幅な工数削減が可能となる。さらに、ユーザーが登録した用語集や過去の対訳データとの一致状況も加味して品質判定を行うため、社内に蓄積された翻訳資産を活かしたチェックが可能だ。法務・知財・コンプライアンス部門における翻訳業務の品質向上と工数削減の両立が可能になる。

同社では、2025年12月4日に開示した新ビジョン「人手修正不要な翻訳AI」の実現に向けて、重要な機能の追加を進めてきた。同社では当初、1~3年以内の完全自動翻訳の実現を目指して開発を加速させていたが、4月13日に発表した「超高精度(熟考)」モードによって達成時期が大幅に前倒しされ、遅くとも半年以内に達成する見込みとしていた。同社では、今回の新機能は新ビジョン「人手修正が不要な翻訳AI」の実現に大きく近づく機能であり、「人手修正が不要な翻訳AI」が完成間近となったと述べている。

今回のアップデートも含めた業績への影響としては、中長期の期間において同社の収益に大きく寄与する可能性がある。同社の翻訳AI事業の収益の中核をなす部分が長期利用のロイヤル顧客であり、大型アップデートが収益アップに直結しやすい素地がある。同社では4月13日の「超高精度(熟考)」モードの発表時、中長期の期間において、売上高が10%以上の増収となる可能性も想定していた。

同社ではAIとメタバース事業とM&Aでの成長により、2030年2月期の売上高で15,000百万円を目指している。10年以上の長期スパンであると、売上100,000百万円以上が目標となる。M&Aも多用されるであろうことで、利益は読み難いものの、実力値として最低限確保できるであろう営業利益率10%を2030年2月期で達成し、これも最低限の数値となるであろう上場企業の平均PER15倍が付いたとした場合、時価総額は135億円程度が試算される(現在約60億円)。

短中期戦略では、成長可能性の高い4つの戦略領域を掲げている。(1)人手修正の要らない翻訳AIについては、2025年12月4日に子会社ロゼッタにて新ビジョン「人手修正が不要な翻訳AI」が発表され、今回のプレスリリースも含めて開発ペースが加速している。(2)製薬特化垂直統合エージェントAIについては、特化型AI(製薬文書作成)の競争優位性を強みに順調に受注拡大中だ。(3)建築特化垂直統合エージェントAIでは、関連会社の黒字化達成と、メタリアルグループとのシナジーで本格成長段階に入る。(4)事業創出全自動AIでは、事業創出の完全自動化に向けた開発を着実に進める。今回の(1)については最も短期で数値が明確化する領域であり、(4)については前例のない大きなチャレンジとなるが達成できたら同社のステージが大きく変わる。

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