米5月新築住宅販売件数は前月比-7.3%の58万戸と、4月62.6万戸から増加予想に反し減少し、1月来で最低となった。在庫の改善や購入センチメントの低迷が影響したと指摘されている。住宅ローン30年固定金利は6.6%と9カ月ぶり高水準で推移。ミシガン大の住宅購入状況指数は35と、昨年9月来で最低に低下。先行指標となる新築住宅販売の冴えない結果は、米住宅市場が住宅ローン金利の高止まりが響き、建設業者の値引きや優遇措置などにもかかわらず、ピークとなる春や夏にかけても売り上げ低迷が継続する可能性を示唆した。
在庫は改善し一戸建て住宅の在庫は2022年半ば以来の水準を回復した。中間価格は424900ドルとほぼ横ばい。建設業者が、値ごろ感を改善させるため値下げなどを実施したため価格は2023年以来鈍化傾向にある。しかし、住宅ローン金利の低下や購入状況が大幅改善しない限り、住宅市場は引き続き米国経済の成長を抑制する可能性がある。本日可決し、トランプ大統領の署名が待たれる超党派住宅法案が今後の市場回復につながるかどうかに注目が集まる。
いま読まれてます
記事提供: 
元記事を読む