25日の日本株市場は、買い先行で始まった後は半導体やAI関連株のリバランスの動きを見極めながらの押し目待ち狙いに向かわせそうだ。24日の米国市場はNYダウが182ドル高、ナスダックは110ポイント安だった。国連の国際海事機関(IMO)によると、ホルムズ海峡を航行する船舶が出始めたと報じられ、原油先物価格が1バレル=70ドル台に下落したほか、米長期金利の低下を受けて買われた。一方で、マイクロン・テクノロジーの決算を控え、ハイテク株の一角が売られ、ナスダック指数は下落。シカゴ日経225先物は大阪比95円安の69465円。円相場は1ドル=161円70銭台で推移。
取引終了後にマイクロン・テクノロジーが発表した第3四半期決算は市場予想を上回り、第4四半期の業績見通しも予想を上回る水準で示されたことで時間外で急伸した。シカゴ先物はマイナスだったが、日経225先物(9月限)のナイトセッションは68930円まで売られたものの、引け間際に急伸し日中比1500円高の71060円で終えている。これにサヤ寄せする形で買いが先行することになろう。
マイクロン・テクノロジーは時間外取引で15%近く上昇しており、足もとで調整を強めているキオクシアHD<285A>のリバウンドが意識されやすく、指数インパクトの大きい半導体やAI関連株のリバウンドが見込まれるなかで、日経平均株価を押し上げてくることが見込まれる。そのため、買い一巡後は半導体株などの戻りの強さを見極めながらの押し目狙いのスタンスに向かわせそうである。
また、原油先物価格が一時70ドルを割り込む場面もみられていることで、原油高の影響が懸念されていた内需系の一角にも買い戻しの動きが意識されそうだ。そのほか、岩手県沖の深さ50キロメートルを震源とするマグニチュード6.9の地震があり、青森県階上町で最大震度6強の地震が観測された。国土強靭化に関連する銘柄などにも市場の関心が集まることが見込まれる。日経平均株価は前日の下落でボリンジャーバンドの+1σ(69653円)を割り込んできたが、同バンドを上回ってくることで押し目待ち狙いの買い意欲も高まってきそうだ。
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