クオールホールディングス<3034>は7日、2027年3月期第1四半期(26年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比3.0%増の739.12億円、営業利益が同72.1%増の61.83億円、経常利益が同69.5%増の61.59億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同61.7%増の30.02億円となった。
薬局事業の売上高は436.94億円(前年同期比2.0%増加)、営業利益は16.69億円(前年同期比4.7%減少)となった。出店状況は、新規出店により4店舗増加した一方、閉店により3店舗減少した結果、当事業全体で店舗数は950店舗となった。また、介護関連の企業及び医療機関の連携の場となる介護医療連携会を定期的に開催し、参加者間のネットワークを構築することで、より一層施設や個人の在宅調剤に注力した。
BPO事業の売上高は38.36億円(前年同期比10.1%増加)、営業利益は6.49億円(前年同期比31.5%増加)となった。アポプラスステーションのCSO事業は、MR派遣の需要は高く、派遣数が増加した。今後も、MRの採用の強化及び配属フローの見直し等により、規模を拡大する。また、医薬品や食品等の開発業務の受託を行うCRO事業は、クリンクラウドのシステムを活用し、食品領域の試験及び治験の受注を拡大する。紹介派遣事業は、アポプラスキャリアにおいて、産業医・産業保健師に関する受託事業が拡大したこと等により、売上高及び営業利益が増加した。今後も、人材育成及びAI等の各種ツールの活用により、生産性の向上に注力する。出版関連事業は、メディカルクオールにおいて、成長事業であるコンベンション事業の大型案件獲得により売上高が増加するとともに、基盤事業である資材制作事業等において、顧客との関係性強化により売上高が増加するとともに、内製化等の経営効率の改善を図ることで利益率が上昇した。
製薬事業の売上高は263.81億円(前年同期比3.8%増加)、営業利益は49.40億円(前年同期比113.3%増加)となった。第一三共エスファにおいて、2026年3月期に発売した2成分5品目が大きく寄与し、既存品の原価低減も実現した。
2027年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比8.3%増の3,150.00億円、営業利益が同11.4%増の165.00億円、経常利益が同10.9%増の165.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同5.3%増の78.00億円とする期初計画を据え置いている。
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