時短営業に応じる銀座ママの心境は
今回、私が経営する「銀座ルナピエーナ」は時短営業の要請を受け、1月8日(金)~2月7日(日)までの期間中、営業時間を17時~20時に変更することと致しました。
また、前日までにご連絡を頂けたら、17時以前や土日祝日のご予約も期間中は対応する予定です。
とはいえ、この時間帯ですとお食事をなさっていない方もいらっしゃるのではないかと思います。 その場合は、知り合いの飲食店から出前を取らせて頂いたり、前日など事前にご予約を頂けた場合は、お腹の足しになるような物をご用意できたらと思っています。
今回、時短要請や緊急事態宣言を受け、期間中はお店を休業することも考えました。
ですが、夜の銀座で働く私たちを支えてくれている業者さんや美容師さん、着付け師さん…。 今後のお店のこと、そして…何よりスタッフのことやお客様のことを思うと、時短営業に伴い、営業時間を一時的に変更して、お店を開ける決断をしました。
政府より緊急事態宣言が出ていることもあり、お客様が銀座にお越しになることは難しいこととは思いますが、今は営業時間を変更してお店を開けることにしました。
固い決意で通常営業を続ける飲食店経営者も
外食店運営の株式会社グローバルダイニングという会社をご存知でしょうか。
イタリア料理店の「ラ・ボエーム」や、エスニック料理の「モンスーンカフェ」など約40店舗を運営している会社です。
株式会社グローバルダイニングは、緊急事態宣言が発令された後も、事業の維持、雇用の持続のために通常通りの営業を続けるとのこと。ニュースにもなっていたのでご存知の方もいらっしゃると思いますが、自社の意思を貫くところが素晴らしいと思っています。
正直なところ、私も同じように通常通りの営業をしたいと考えていますし、他の飲食店経営者も同じ気持ちの方が多いのではないかと思います。
ですが、銀座にみえるお客様の層を考えると、緊急事態宣言が出されている以上、20時以降の来店だけでなく、その期間の来店自体が難しいことは間違いありません。
ちなみに、ある方がグローバルダイニングの店舗を23時頃に覗いたら満席だったと言っていました。20時以降に空いている飲食店が少ないということも関係しているかもしれませんが…。意志に共感した方々が訪れているのかもしれません。
自分で考え行動することがとても大切です。