銀座ママとして働く私が考える「気が利く人」とは、相手が求めていることを、相手が言葉にする前にできる人です。そんな気が利く人たちには共通点が3つあります。(『銀座ママ日高利美のメールマガジン「銀座の教え」』)
※本記事は有料メルマガ『銀座ママ日高利美のメールマガジン「銀座の教え」』2019年11月27日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。
1975年生まれ。18歳で銀座のママになるべく銀座で働き始める。多くの一流ビジネスマンを接客することで、一般常識とマナー、気配りの大切さを学ぶ。26歳で銀座のクラブのオーナーとなり、現在は複数の会社を経営する実業家として活躍中。ライフワークとして、米国ロサンゼルス、シリコンバレーやシンガポールでの海外公演をはじめとし、国内では企業の経営者や就職活動中の学生に対する講演から女子力アップセミナーまで、幅広い世代に向けたセミナーの講師を務める。
銀座ママがみんなに愛される秘密「20の銀座の教え」とは?
「気が利く人」ってどんな人?
先日、ある出版社さんから取材を受けました。「また会いたい」と思われる気配り術をまとめたムック本で数ページですが、取材を受けた時の記事が掲載される予定です。
発売は来年早々の予定ですので。出版日が決まったらご報告させて頂けたらと思っています。
今回の取材でいろいろと質問を頂いたのですが、その中で私が一番印象に残った質問があります。
それは…
「日高さんが思う気配りの3ルールを教えてください」
です。
私が考える気が利く人とは、「相手が求めていることを、相手が言葉にする前にすることができる人」のこと。
そんな「気が利く人」と言われる人たちには、3つの共通点があります。
<「気が利く人」の共通点その1:敬う>
気が利く人は、相手を敬う心を持っています。
それは目上の人だけでなく、目下の人に対してもです。
年齢や役職に関係なく相手を尊んで礼を尽くすからこそ、誰からも大切にされています。
<「気が利く人」の共通点その2:譲る>
気が利く人は、相手に譲る心を持っています。
それは普段のちょっとしたしぐさに出ています。
すれ違う時に相手に先に道を譲ったり、電車で席を譲ったり……心と時間に余裕があるからできることだと思います。
<「気が利く人」の共通点その3:察する>
気が利く人は、相手を察する心を持っています。
それは相手の立場に立って物事を見たり感じたりすることができるからです。
相手のことを察するためには、相手を集中して観ることが大切です。
「3つの心」を育てる
「敬う心」「譲る心」「察する心」の3つの心を育てることで、気配りができるようになり、「気が利く」と言われる人になれるはずです。
そして、今回の取材を通してお話しさせて頂いた内容を見返していて、5〜6年以上前に考えた「20の銀座の教え」が今も変わらず大切なことだと改めて感じました。
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