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ミャンマーの軍事クーデーターはなぜ「すんなり」成功したか?現地は抗議控えめ=浜田和幸

コロナ対応は路線継続

一部の医療機関では「軍部への非服従」を掲げてはいるが、新型コロナウィルス感染者が15万人へと拡大し、死者も3,000人を超えているため、抗議活動は限られる。

インドから英国製ワクチンの緊急提供を受け、コロナの押さえ込みに必至で取り組んでおり、医療従事者による反軍事政権ストライキは掛け声倒れに終わりそうだ。

残念ながら、ミャンマーの医療水準は遅れており、世界銀行からの財政支援を受けながら、ようやく医薬品や医療機器を調達している状況である。

過去の軍事政権下では国民の安全や健康は二の次にされてきた。

2008年に発生した巨大サイクロンによって14万人もの命が失われた時にも、国際社会からの支援を拒絶したほどである。

政権を掌握した国軍は2月2日、早々に組閣を完了させた。

スーチー女史の任命した大臣はことごとく罷免させられたが、コロナ対策に当たっている保健省では大臣の首は切られたものの、副大臣が昇格することになった。

進出した日本企業の命運は?

軍事政権といえども、コロナ対策に関しては継続性を持たせようとの意思表示に違いない。

京都大学に在籍した経験もあり、讃岐うどんが大好物の親日家スーチー女史の政権下で、人口6,000万人の市場経済化に取り組むミャンマーに期待し、日本企業は450社ほど進出している。

軍事政権下では新規の投資やビジネス展開は滞ることになるだろう。

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image by:360b / Shutterstock.com
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浜田かずゆきの『ぶっちゃけ話はここだけで』』(2021年2月5日号)より一部抜粋
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による

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