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ユニクロで読みとく日経平均バブルの賞味期限。ファストリ株10万円超は割高か否か?=栫井駿介

長期投資家はいつ動く?

いずれにしても言えることは今ファーストリテイリングとか日経とかの株価は上がりすぎていて、もちろんその中にはまだ成長性に対して割安な銘柄も含まれてはいるのですが、全体観として見れば、今無理に投資する局面ではないのではないかと考えます。

私を含め、長期投資家が一番買いやすい、利益を出しやすい局面というのは、多くの人が不安に思っていて絶望に苛まれている時にこそ、買いのチャンスがやってくるということなのです。

そのタイミングをこの上昇で焦る中でじっと堪えて、下落のタイミングを待てる投資家というのが、長期投資では生き残っていける可能性が非常に高いと考えています。

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image by:beeboys / Shutterstock.com
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バリュー株投資家の見方|つばめ投資顧問』(2021年2月23日号)より
※記事タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による

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【毎日少し賢くなる投資情報】長期投資の王道であるバリュー株投資家の視点から、ニュースの解説や銘柄分析、投資情報を発信します。<筆者紹介>栫井駿介(かこいしゅんすけ)。東京大学経済学部卒業、海外MBA修了。大手証券会社に勤務した後、つばめ投資顧問を設立。

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