タワレコ川崎店「ゴムなしOK」パパ活ツイートの大誤爆。募集に応じた男を大量ブロックでアカウント一時停止か

タワーレコード川崎店の公式Twitterアカウントが、突如「パパ活募集」のツイートを投稿してしまい、ネット上が騒然としている。

タワレコ川崎の誤爆、、、これ絶対パパ活ママ活じゃない？？wwwwww pic.twitter.com/aiZ23NDDhg

— ゆきみだいふくちゃん (@yukimi_chan_da) March 24, 2021

問題の投稿は3月24日の午後11時24分のもの。内容は「来週募集してます　飲んでるんでそのままで平気です　横浜辺り。条件DM下さい。」という、いたって簡潔なもの。

ただ、SNS上などで多く指摘されている通り、この「飲んでる」というのはピルなどの経口避妊薬のことで、「そのままで平気」というのはピルを飲んでいるので避妊具なしのセックスが可能ということ。さらに「条件DM下さい」が価格交渉のことを指すことは、ほぼ間違いなさそう。その無駄の一切ない投稿文や、具体的な金額を示唆する情報は出さないところなど、かなり手慣れているといった印象も受ける。

「パパ活」といえば、お茶やご飯のみのいわゆる「茶飯」といったものを連想する向きもあるが、この件に関してはセックス前提の募集内容とあって、そういったライト目なものでは一切ないようだ。しかも感染症のリスクがあるにも関わらず、ゴム着用よりも高単価が狙える「ゴムなし」「生中出しOK」を許容しているところからは、よほどお金に困っているといった様子も窺える。

アカウントの一時的な制限はなぜ起こった？

問題となっている投稿のほうは程なく削除されたようだが、フォロワー数2万人を超えるアカウントだけに、ツイートを目撃してスクリーンショットを撮った人も多かったようで、その不始末が広く流布する結果となった。

いっぽうで、問題投稿がなされたタワーレコード川崎店の公式Twitterアカウントだが、25日午前1時ごろから「このアカウント一時的に制限されてます」「このアカウントは不審な行為が確認されています」といった表示が出るようになり、その状態は同日午後過ぎまで続いていた。

タワレコ川崎かTwitter社か知らんけど仕事が早い@TOWER_Kawasaki #タワレコ川崎 pic.twitter.com/IxHohDEY5M

— Kei (@UK524) March 24, 2021

【タワレコ川崎】

「このアカウント一時的に制限されてます」
「不審な操作が確認されているアカウントです」

※そりゃ、不審だわな。🙄

— wsky3 (@wsky3) March 24, 2021

こういったメッセージは、誤爆に気づいたタワレコ側がそのようにしたのではなく、どうやらスパムと疑われるような操作やルールに違反する言動などがあった時、Twitter側がアカウントの機能を一時的に制限する際に表示されるもののようだ。

この「スパムと疑われるような操作」だが、具体的には短時間に多数のアカウントをブロック、もしくはリムーブした際に出ることが多いとのこと。もしかすると「パパ活お誘い」の誤爆ツイートに対して、多数のパパたちからとんでもない数の返信があったため、それらを証拠隠滅の意図もあってか片っ端からブロックしていたのが、Twitter側から異常行動と見做された……そんな可能性も無きにしも非ずである。

みなさんタワレコ川崎のアカウントに「パパ？」とかリプしたらダメですよ。ブロックされます。
あとのぐっさんも。

— 悲夢 (@hymkillw) March 25, 2021

運用ルールの見直しも実際問題難しい？

渦中のタワーレコード川崎店だが、川崎駅近くにある商業施設「LA CITTADELLA（ラ チッタデッラ）」に所在する店舗。公式サイトによると売場面積は約260坪、在庫数は約85,000枚と、ワンフロアでの展開だがソコソコに規模の大きい店舗だ。

直近のタワーレコード川崎店のTwitterアカウント「タワーレコード川崎店（通称:タワ崎）」の投稿を見てみると、ツイートごとに数字の半角・全角、絵文字や顔文字といった表記の揺れが見られ、さらに投稿しているデバイスもスマホからだったりパソコンからだったりと様々。恐らくは、店舗内で扱っている楽曲のジャンル、あるいはCDや映像作品といった商品の種類などで投稿担当者が複数人存在し、それらが思い思いにツイートするという運用だったようだ。ちなみに、問題の投稿は「Twitter Web App」とあり、スマホではなくパソコンからの投稿と見られる。

この手の企業アカウントによる「誤爆」事例が発生すると、運用ルールの見直しや改善が必要ではと取沙汰される。ただタワレコのような店なら、告知すべき情報が様々な商品ジャンルから日にいくつも上がってくるうえに、しかも店自体も年中無休とあってツイートを途切れさせるワケにもいかない。さらに、店でイベントなどがある際は即応性も問われそうで、そうなると投稿する権限を持つ人間を一人など、極限まで絞り込むことで「誤爆」リスクを下げるという方法も、なかなか取りづらいというのが実際のところだろう。

それだけに起こるべきして起こってしまった感もある今回の「誤爆」投稿だが、その「誤爆」がよりによって「パパ活募集」だったとは、本当に間が悪すぎてお気の毒だとしか言いようがない。近年では小規模な個人店から大企業まで、SNSのアカウントを持つのが当たり前で、それらを日々運用している方はたくさんいらっしゃると思うが、こういった事故は決して他人事ではなく、自民党の二階幹事長ではないが「他山の石としたい」と思った方は、かなり多いのではないだろうか。

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