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ビットコイン急落で「心が折れた人」に共通する3つの盲点。資金とメンタルをどうすれば守れる?=栗原将

<パターン3:取引方法が悪かった人>

そして、3番目の「取引方法が悪かった」です。

いくら実体のないようなアルトコインに投機していたとしても、最悪でも、投げたお金がゼロになったら終わり。つまり、「元本=最大ロス」で終われるわけです。

しかしこれが、仮想通貨のFXとか先物、デリバティブだと、そうはいきません。

FXであれば、証拠金の数倍の取引ができるので、儲かる時には、少ない元手でおいしい思いが出来ますが、予想に反した場合には、証拠金の没収だけでは済まず、追加証拠金の入金を求められる場合もあります。

そこで逃げ切りはできない契約になっていたら、負債が残る。つまり、投資した元本以上の損失となるわけです。

そして、このようなケースで起こりえるのが、少なからぬ割合で、全財産を証拠金に投下済みで、もはや、追加での入金などムリ……となる人です。

このような事態も考えられることから、私自身、かねてから仮想通貨のFXはおすすめしてきませんでした。

仮想通貨へのおすすめの投資方法

一方で、これはお勧めしてきたことですが、毎月、1万円とか少額でよいので、ビットコインなどの主要な仮想通貨に積み立て投資をしていく方法。

これであれば、ここ最近の暴落を見ても、仕事が手に付かなくなることはないです。

私自身、今回の暴落で仮想通貨が完全終了とは考えてはいませんし、ビットコイン等は保有したまま、当分”気絶”しておく予定であります。

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海外投資とネットビジネスで海外移住、ハッピーライフ』(2021年5月20日号)より
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による

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