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ドル円、111円を試す可能性も。6月第1週にご用心~今週の各通貨ペアチャート分析=川口一晃

ポンド/円 上昇トレンドは続く

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<先週の動き>

ABラインを超えて真横に描き足された新しいペンタゴンの中に入ってきたポンド円は値を下げることなく横這いで推移していた。そして、右肩下がりのBCラインに到達するとBCラインをブレイクするとともに、大きく上昇。155円台に乗せてきた。
次の注目日は、6月2日前後である。

  
A点水準:約142円40銭
B点水準:約160円
C点水準:約148円
D点水準:約153円

<今週のポイント>

C点に注目したい。C点が位置する時間帯を通過する。したがって、C点が位置する時間帯が変化日となり、流れが変わるのか否かがポイントになるからだ。また、6月2日前後に注目日が集中していることからも目が離せない(ドル円の『今週のポイント』を参照)。

BDラインにも注目したい。上昇トレンドが続くのであれば、右肩下がりで上値抵抗線として存在しているBDラインを超えていくことが求められるからだ。逆に、越えることが出来ないのであれば、調整に入る可能性が出てくる。

<現在の相場状況>(基本のポジションとロスカットを含めた転換価格を提示)

上昇トレンドの上昇局面である。下落局面への転換価格(売りシグナル及びロスカット)は、終値で154円15銭を割り込むことである。

<今週のメインシナリオ>

上昇トレンドが続いている。上値抵抗線BCラインを超えてきている。また、下方には右肩上がりの下値支持線CDラインが控えているからだ。この場合、157円を意識した動きが考えられる。

<サブシナリオ>

上値の重たい展開に移行する可能性はある。C点が位置する時間帯が変化日となり、流れが変わる可能性がある。また、BDラインが上値抵抗線として控えている。そして、先週末には同事線が
出現しているからだ。この場合、153円を割り込む可能性が出てこよう。

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※本記事は『☆ペンタゴンチャート分析<為替編>』(2021年5月30日号)の一部抜粋です。興味を持たれた方はぜひこの機会に今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。

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image by:mojo cp / Shutterstock.com
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