fbpx

五輪強行の理由ダンマリ、菅総理に国民総スカン。「二階降ろし」で後ろ盾消滅、五輪前後に総辞職も=山崎和邦

菅総理の命運を決める五輪開催へのこだわり

菅首相の五輪開催へのこだわりは、とんでもない結果を招く可能性も出てきた。

「五輪が開けなくなってきたら、菅さんは退陣だ」「その五輪が国民世論の多数が反対する中で、今や最大のコロナリスク要因だ」となっている。この日本の感染状況に対して、米国は5月25日に渡航中止を意味する最も厳しい「レベル4」にしたと発表した。茂木外務大臣は、米政府からは選手団の派遣とは関係ない話だと説明を受けていると語ったが、ここから先は菅首相の命運を左右する場合も出てくる。

コロナ禍での五輪開催は「あうんの呼吸」とか「空気が決める」などという、日本の意思決定の歴史を繰り返しているように見える。

既報で述べたが、第二次大戦の開戦や戦艦大和の出撃命令などは、誰が見ても明らかな失敗の結果を予測しながら、誰も止めることができなかった。そして、予想通りの結果になった。

続きはご購読ください。初月無料です

<初月無料購読ですぐ読める! 7月配信済みバックナンバー>

※2021年7月中に初月無料の定期購読手続きを完了すると、以下の号がすぐに届きます。

<山崎和邦の投機の流儀 vol.474 7/4号)

■ 第1部;当面の市況
(1)先週末、米国市場の3指数は最高値更新したが、日本株の上値は重い
(2)6月いっぱいをざっと振り返れば……
(3)企業が想定する2021年度の円ドル相場は106.7円と想定
(4)米金融政策読めず、個人投資家は短期売買に傾斜
(5)景気敏感株であり、時には一般株より先行性を持つ株である海運株の行方─「裏の裏は表」か?
(6)米金利上昇と日米株式市場のグロース銘柄に回帰したが……
(7)五輪に執着する首相、右顧左眄する答弁、これでは秋の衆院選は(自民党が政権党であり続けることには変化はないだろうが)大幅に議席数を減らすであろう

■ 第2部;中長期の見方
(1)FRBの資産購入額の段階的な減額「テーパリング」
(2)「菅の顔」で選挙が勝てるのか?
(3)自民党員数の盛衰
(4)米中対立と「二階おろし」と菅首相の危うさ
(5)コロナ禍のもとでの東京五輪、良きにつけ悪しきにつけ、いずれにしても現代史に大きな事変として刻まれる。株式市場に無縁ではない
(6)コロナ規制緩和策を延期するプロセスについて英国に学べ、と言いたげな表現をしたが、「英国かぶれ」は甘い
(7)日本経済の力
(8)新たな米ソ冷戦は、誰も望んでいない
(9)「最低金利制度」を設ける案
(10)日欧米で超低金利が続く背景
(11)日本を追尾国と仮想し、自国を被追尾国の位置に置いたレーガン政権
(12)経済学者の間で、最近は財政政策必要論が広まっている
(13)中国共産党の一党独裁政治は不死身か?
※これらの項目は有料メルマガ購読者限定コンテンツです →いますぐ初月無料購読!


※本記事は有料メルマガ『山崎和邦 週報『投機の流儀』』2021年7月4日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。

【関連】2021年の不動産市況を大予測!マイホームは“買い”か“待ち”か=姫野秀喜

【関連】高額落札が続出。日本はデジタル資産「NFT」革命の大波に乗れるか=鈴木傾城

1 2 3

山崎和邦 週報『投機の流儀』』(2021年7月4日号)より一部抜粋
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による

初月無料お試し購読OK!有料メルマガ好評配信中

山崎和邦 週報『投機の流儀』

[月額1,500円(税込) 毎週日曜日(年末年始を除く)]
大学院教授(金融論、日本経済特殊講義)は世を忍ぶ仮の姿。その実態は投資歴54年の現役投資家。前半は野村證券で投資家の資金運用。後半は、自己資金で金融資産を構築。さらに、現在は現役投資家、かつ「研究者」として大学院で講義。2007年7月24日「日本株は大天井」、2009年3月14日「買い方にとっては絶好のバーゲンセールになる」と予言。日経平均株価を18000円でピークと予想し、7000円で買い戻せと、見通すことができた秘密は? その答えは、このメルマガ「投機の流儀」を読めば分かります。

いま読まれてます

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

MONEY VOICEの最新情報をお届けします。

この記事が気に入ったらXでMONEY VOICEをフォロー