貯蓄できない人は住宅ローンで地獄を見る
3つの習慣の(1)の「お給料が入ったらまず貯蓄して、残りの金額で生活をする」がクリアできない方は、マイホームを購入するのは、まだ早いのです。
いまは低金利の時代で、頭金がなくてもマイホームは購入できます。しかし、お給料から一定額を貯蓄できない人がマイホームを購入するのは、借金地獄へ片足を踏み入れている状態です。
余裕で返済できる方でないと、借金をしてはいけません。
いま住んでいる賃貸の家賃を返済に回せばよいと考える方もいますが、住宅ローンを返済するのに、諸経費もかかるのですから、家賃以上に貯蓄もできていることが望ましいのです。
教育費も貯蓄できる範囲で収める
住宅ローンだけでなく、教育費も貯蓄できる範囲で考えくださいね。
子どもが私立中学に進学すると、少なくとも月5万円の支出が増えると思ってください。毎月5万円と、老後資金用にも月3万円程度を貯蓄できないのでしたら、私立はあきらめた方がよいでしょう。
ローンを返済できる金額は、貯蓄できる金額と同じと考えてくださいね。
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『教育貧困にならないために』(2021年7月31日号)より一部抜粋
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による
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