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「プーチンはすでに負けた」英国軍司令官が宣言。中立国が次々と“反ロシア”に転向した背景=房広治

英国軍司令官が「プーチンはすでに負けた」と宣言している。停戦が実現したとしても、プーチン大統領の行動は短絡的だったと考えざるを得ない。ロシアに対して、中立を宣誓していた国々がどんどん反ロシアになってきているのだ。(『房広治の「Nothing to lose! 失う物は何も無い。」』房広治)

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※本記事は有料メルマガ『房広治の「Nothing to lose! 失う物は何も無い。」』2022年4月1日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にご購読をどうぞ。当月配信済みのバックナンバーもすぐ読めます。

「プーチンはすでに負けた」

英国の軍の司令官のトニー・ラダキン(Sir Tony Radakin)は、「In many ways, Putin has already lost the war in Ukraine.」と発言している。これが現在の世界のセンチメンタルである。

最新鋭の武器をもった世界第2位のロシアが、小国のウクライナの占領に、ここまで手間取るとは誰も思っていなかった。それこそ、軍事評論家と呼ばれるテレビに最初から出演していた人々の予想は、180度間違っていたのだ。

NATOもアメリカもEUも国連も、ウクライナがここまで善戦するとは誰も思っていなかった。

ラダキン氏の発言はプーチン大統領がロシア兵をウクライナの前線から後方に少しだけ撤退させるという方向転換に対してのものだが、今後、世界の中でのプーチン大統領の孤立は避けられない。

軍隊の大きさの違い

ウクライナの軍隊のランキングは22位で、ロシアは2位であるとYouTubeなどでは比較されている。

この動画のデータからは、ウクライナがロシアの攻撃をここまで抑えられるというようには想像できない。

例えば、戦闘機の数は325機 vs 4,208機である。しかも、ロシアは、最新鋭の2020年代の飛行機がたくさんあるのに、ウクライナの方の戦闘機は1970年代のソ連時代からの旧型が多い。

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