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安倍元首相の死と共に終わる自民党。いよいよ国民の「消極的支持」すら失う日が来た=鈴木傾城

自民党も正念場に来たように私は思う。岸田政権が日本の政治経済を安定化させることに失敗したら、いよいよ自民党そのものが見捨てられる状態になりかねない。果たして岸田首相は、強力なリーダーシップを発揮して揺らぐ自民党をまとめ、日本を救うことができるだろうか。(『 鈴木傾城の「ダークネス」メルマガ編 鈴木傾城の「ダークネス」メルマガ編 』)

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プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい)
作家、アルファブロガー。政治・経済分野に精通し、様々な事件や事象を取りあげるブログ「ダークネス」、アジアの闇をテーマにしたブログ「ブラックアジア」、主にアメリカ株式を中心に投資全般を扱ったブログ「フルインベスト」を運営している。

安倍首相の死と共に自民党も終わるのかもしれない

2022年7月8日、安倍晋三という大きな存在が撃ち殺された。

そして今、残された自民党保守議員は韓国カルト統一教会の結びつきでズタズタになっており、内閣改造に失敗した岸田政権も支持率が急激に消えてしまっている。

自民党がこの危機を乗り切れるのかどうかは分からないが、強力なリーダーシップも見られないで内部が動揺し続けるのであれば、自民党は迷走し、弱体化してしまうのは避けられない。

安倍首相の死と共に自民党も終わるのかもしれない。

私は別に自民党を心から愛しているわけでもないし、自民党の議員がみんな支持できる人であるとは思っていないし、自民党の議員ならばそれだけで他の野党議員よりもマシと思っているわけではない。

昔から自民党の中には金丸信みたいな北朝鮮べったりの売国奴もいたし、橋本龍太郎みたいに経済音痴で日本経済で破壊したうえに中国のハニートラップに引っかかって日本の国富を中国に垂れ流しした首相もいた。

二階俊博みたいに中国を賞賛するおかしな政治家もいれば、石破茂のように立憲民主党の回し者なのかと思うような発言をする議員もいる。

そして、統一教会のような反日カルトべったりの議員も安倍晋三元首相の死で急激に表沙汰になった。

自民党は売国奴から憂国の国士まで取り込んだ非常に大きな寄り合い政党で、だからこそ自民党は清和会や宏池会などのいくつかの派閥があって、その派閥の中で駆け引きが繰り広げられている。

頑張ってもらいたいと思う議員もいるのだが、まったく支持できない議員もいる。そういう状況があるので、私は自民党を強く支持しているわけでもないし、まして自民党に心酔しているわけでもない。

「何もしていない」情けない自民党

自民党は中国や韓国や北朝鮮には弱腰だ。韓国が約束を守る国だと錯覚して日韓合意をまとめたのも失策だったし、日韓合意を破られても何もしないのも愚鈍だ。

さらに「北朝鮮から拉致被害者を取り返す」と口では言いながらも、徹底的に北朝鮮を締め上げることもないし、朝鮮総連を日本から叩き出すこともしないし、スパイ防止法を強化して北朝鮮の工作員を片っ端から摘発することもない。

今の自民党は何もしていないも同然だ。私は自民党の中国・韓国・北朝鮮に対する態度にはずっと不満を持ち続けている。

この点に関して「自民党は情けない」とすらも感じている。

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