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日経続落155円安 サミット、イエレン講演などイベント警戒も相場の重しに(5/24)=山本伸一

中核銘柄は総じて軟調 行き場を無くした投資資金がバイオ関連に

指数続落で日経平均株価構成比率上位のファーストリテイリング<9983>、ソフトバンク<9984>、ファナック<6954>、メガバンクの三菱UFJFG<8306>、三井住友FG<8316>、みずほFG<8411>も軟調。指数を押し下げています。

円高推移とともにトヨタ<7203>、ソニー<6758>、富士重工業<7270>も軟調。内需系のNTTドコモ<9437>が堅調に推移したものの、指数軟化とともに幅広い銘柄に売りが出ました。

売買代金上位では、バイオ関連のアキュセラ・インク<4589>、新興軽量級のブランジスタ<6176>が活況。指数レバレッジETFの日経レバレッジETF<1570>は売られています。

セクターでは、業種別株価指数騰落の値下がり上位に保険、鉱業、非鉄、鉄鋼、機械、輸送用機器、海運、銀行、電気機器、その他製品、不動産、繊維製品、陸運、化学などが並びました。一方、値上がりは紙パルプ、空運の2業種に限られています。

個別では、品種改良法開発のユーグレナ<2931>、トヨタ<7203>向け第三者割当増資を発表したフタバ産業<7241>、格上げのいすゞ自動車<7202>、自社株買いのリズム時計<7769>などが物色されました。

新興市場では、全市場の売買代金上位に進出したアキュセラ・インク<4589>が活況高。エボラブルアジア<6191>、ディジタルメディアプロフェッショナル<3652>、ミクシィ<2121>、メドレックス<4586>、夢の街創造委員会<2484>、アルファクス<3814>なども賑わっています。

Next: 本日の注目銘柄:カルソニックカンセイ、ユーグレナ、アキュセラ・インク

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