今夜の想定は1ドル=144.50〜147.00円
トレード的には、145.00〜145.30円で軽くロングして雇用統計の数字を見て、さらに追加するか、それとも撤退するかを決めたいところでしょう。予想を下回った場合は、いったん損切りして144円台半ばぐらいで止まれるかどうかを確認、止まればロングを追加しても良いでしょう。この場合、144.00円を割り込んだらいったん損切りです。
予想並かそれ以上の数字となった場合は、146円台前半での重さを確認して利益確定するかどうかを検討したいですね。やはり146.50円レベルで上値は抑えられやすいですから、よほど強い数字、雇用者数が+27〜28万人を上回る、平均時給が予想を上回ってくるということがなければ、146円台に頭を出してきたら利食い検討でしょう。
大きなトレンド的には、やはり上昇方向にはあるので、まずは逆らわずにトレードを組み立てたいところでしょう。市場のバイアスも下振れに傾いていますので、そういった意味でも押し目・ロング戦略で狙っていきたいところ。
繰り返している通り、日銀の緩和期待による円売りがありますから、雇用統計でよほど弱い数字が出ない限り、ドル円のトレンドが変わっていくことは考えにくいので、そのつもりで取り組んでいきましょう!
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本記事は『マネーボイス』のための書き下ろしです(2023年8月4日)
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による