指数構成上位が上値伸ばす MSCI銘柄入れ替えでボリューム増加
指数続伸とともに日経平均株価構成比率上位のファーストリテイリング<9983>、ソフトバンク<9984>、ファナック<6954>、メガバンクの三菱UFJFG<8306>、三井住友FG<8316>、みずほFG<8411>が揃って上昇着地。指数を押し上げています。
MSCIのリバランス発生で浮動株比率上昇のリクルートホールディングス<6098>、新規採用のCYBERDYNE<7779>、スタートトゥデイ<3092>、ツルハホールディングス<3391>なども物色されました。
売買代金上位では、新アプリ期待のブランジスタ<6176>が活況高。円安推移とともにトヨタ<7203>、ソニー<6758>、日産自動車<7201>など外需関連の上昇も目立っています。
セクターでは、業種別株価指数騰落の値上がり上位にゴム製品、鉄鋼、鉱業、銀行、電気ガス、輸送用機器、電気機器、機械、精密機器、その他金融、海運、非鉄、その他製品などが並びました。
一方、値下がりは石油製品の1業種に限られています。
個別では、テレビ用液晶パネル撤退のパナソニック<6752>、保険料引き上げのかんぽ生命保険<7181>、自社株買いの萩原電気<7467>、キッツ<6498>、決算銘柄の巴工業<6309>などが物色されました。
新興市場では、全市場の売買代金上位に進出したそーせいグループ<4765>が売られた半面、ブランジスタ<6176>が活況高。アカツキ<3932>、エディア<3935>、じげん<3679>、アドウェイズ<2489>、テイツー<7610>、フェローテック<6890>なども賑わっています。