潜在的なリスク要因
JX金属への投資には、素材系銘柄特有の大きなボラティリティ(変動の大きさ)が伴います。主なリスクは以下の通りです。
- シリコンサイクル
- 景気後退による銅価格下落
半導体需要は増減しやすく、現在は生成AIブームで好調ですが、逆方向に振れるリスクがあります。
銅価格は景気に大きく左右されます。例えば、中国経済が冷え込むなど、何らかの要因で景気が冷え込むと、銅価格が下がり、業績が悪化するリスクがあります。
同社は過去に銅山からの撤退を進めるなど、基礎材料事業のボラティリティリスク軽減を図ってきましたが、現在もこの部門の利益が大きいため、リスクを抱え続けている状態です。
まとめ
JX金属は、AI半導体需要の最前線で使われる先端材料と、資源価格上昇の恩恵を同時に受ける、非常に注目度の高い銘柄です。しかし、素材系銘柄としてボラティリティが大きいことを認識した上で、現在の銅価格の動向や半導体サイクルの変化を注視しながら投資判断を行うことが重要です
※上記は企業業績等一般的な情報提供を目的とするものであり、金融商品への投資や金融サービスの購入を勧誘するものではありません。上記に基づく行動により発生したいかなる損失についても、当社は一切の責任を負いかねます。内容には正確性を期しておりますが、それを保証するものではありませんので、取り扱いには十分留意してください。
『 バリュー株投資家の見方|つばめ投資顧問 バリュー株投資家の見方|つばめ投資顧問 』(2025年10月28日号)より※記事タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による
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【毎日少し賢くなる投資情報】長期投資の王道であるバリュー株投資家の視点から、ニュースの解説や銘柄分析、投資情報を発信します。<筆者紹介>栫井駿介(かこいしゅんすけ)。東京大学経済学部卒業、海外MBA修了。大手証券会社に勤務した後、つばめ投資顧問を設立。