ミガロホールディングス<5535>は15日、2026年3月期(2025年4月1日-2026年3月31日)の通期連結業績予想の修正を発表した。
売上高は従来予想の600.0億円を据え置いたが、営業利益は従来の29.0億円から30.0億円に、経常利益は21.7億円から22.5億円に、親会社株主に帰属する当期純利益は13.2億円から13.7億円にそれぞれ引き上げられた。
今回の修正により、同社の前身であるプロパティエージェント設立以来のグループ通算で、売上高および営業利益の過去最高を更新する見込みとなる。
背景には、DX推進事業における「FreeiD」などのプラットフォームサービスの拡大に加え、企業のDXを支援するデジタルインテグレーション・システム受託開発の収益性向上や、2026年3月期中に実施した2社のM&Aによるグループ化が寄与している。
また、DX不動産事業においても、昨今の賃料の上昇による不動産価格の上昇や堅調な需要に支えられ、想定よりも強い業績進捗を見せた。もともと業績予想は保守的に見積もられていたが、足元の業績が順調に推移していることを受け、今期の利益見通しを引き上げる判断に至った。
いま読まれてます
記事提供: 
元記事を読む