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NY株式:NYダウは183ドル高 ハイテクや利下げ期待が支援(19日)

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米国株式市場は続伸。ダウ平均は183.04ドル高の48134.89ドル、ナスダックは301.26ポイント高の23307.62で取引を終了した。

追加利下げを期待した買いが続き、寄り付き後、上昇。ハイテクの上昇が支援したほか、新年度相場に向けた資金流入も報告され、相場は続伸した。終盤にかけ、株価指数先物や個別取引、それぞれのオプション取引の期限にあたるクアドルプル・ウィッチング・デー絡み、さらに、指数入れ替えなどテクニカルな動きで伸び悩んだものの、終日堅調に推移し、終了。セクター別では半導体・同製造装置が上昇した一方、耐久消費財・アパレルが下落した。

クルーズ船を運営するカーニバル(CCL)は第4四半期決算で1株当たり利益が予想を上回ったほか、26年、27年の強い予約状況を明らかにし、上昇。スポーツ賭けプラットフォームを供給するドラフトキングス(DKNG)は予測マーケット参入発表で、上昇。人工知能(AI)クラウドサービスのコアウィーブ(CRWV)はエネルギ―省の化学機関とテクノロジー企業の連携による化学・エネルギー分野のイノベーション加速を目指した「ジェネシス・ミッション」に参画すると発表し、上昇。ソフトウエアメーカーのオラクル(ORCL)はTikTok(ティックトック)の国内事業で15%の権益保有すると報じられ、上昇した。

 半導体のエヌビディア(NVDA)はAIチップ、H200の中国への輸出を開始する可能性が期待され、上昇。ヘルスケアのユナイテッドヘルス・グループ(UNH)は、トランプ大統領が医療保険コスト引き下げを要請したため、下落。フライドポテトなどの調理済みポテト製品販売のラム・ウェストン・ホールディングス(LW)は第2四半期決算で、事業立て直しが奏功し利益が予想を上回ったが、見通しで製造コスト上昇や値下げが収益を圧迫すると警告し、売られた。住宅建設会社のKBホームズ(KBH)は第4四半期決算の内容や見通しが弱く、下落。

次期FRB議長の最有力候補となっているハセットNEC委員長は「FRBに多くの利下げ余地がある」との考えを示した。

HorikoCapitalManagementLLC
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